マグネシウムを多く含む食品を選ぶなら、やっぱり海藻類ですね!

ここまで長寿・短命に影響を及ぼす食品で塩分について見てきましたが、仮に塩分を摂取しても、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルを摂取すれば、高血圧を抑え、脳卒中になりにくくすると言うことでした。

昨日のコラムでは、塩分については精製塩よりも天然塩を摂取する方が確かにミネラルは多いのですが、絶対量が少ないため、コストの面を考えると他の食材でミネラルを補給すべきと言う結論に至りました。

3つのミネラルのうち、今日はマグネシウムを見て行きます。

マグネシウムについては、私のコラムでも2024年5月15日のコラムで触れていますので、そちらもご覧いただければと思います。。

昨日のコラムで、国産海塩(天日塩、釜焚き塩)の食塩相当量86.36gの場合、マグネシウムは700mg含まれますが、これを成人男性の塩分摂取量の推奨上限7.5gを摂取した場合の国産海塩(天日塩、釜焚き塩)のマグネシウム量は60.8㎎でした。

ただ、塩分は他の食品にも含まれていますので、7.5gも摂取すると明らかに塩分過多になり、マグネシウムの量も半分以下になるはずです。

では、どのような食品にマグネシウムは多く含まれているのでしょうか?

画像にもありますが、乾燥したあおさは実に100g中3200㎎もマグネシウムを含んでいます。20gほどあおさ(乾燥したもの)を食べれば1日の摂取すべきマグネシウム量は満たします。乾燥したものですから実際は水分を含みますのでそれなりの量を食べることになりますが、1食で満たせそうです。

他にもわかめ、ひじきなどの海藻類に多く含まれています。

逆に他の食品を見てみると、ゆで大豆で100ℊ中110㎎ですし、納豆で100g中100㎎ですので、仮に納豆1パック50ℊだと50㎎しか摂取出来ない計算になります。

こう見て行くと海藻類以外の食品中にマグネシウムはそれほど多く含まれていないとも言えます。そもそもマグネシウム不足の原因は食品から摂取しずらいと言うところにあるようです。

食物繊維も豊富ですし、腸内細菌のためにも海藻類を定期的に摂取したいものです。

明日は、マグネシウムと同時摂取すべきカルシウムについて見て行きます。

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