ヨーグルトから摂取するビフィズス菌がどれほどの効果効能があるのか?

今日のコラムも引き続きビフィズス菌を取り上げます。

乳酸菌のように食品から摂取出来ないビフィズス菌ですが、サプリメントは別にして継続的に摂取するのはヨーグルトからとなります。

このヨーグルトから摂取するビフィズス菌に関しては、研究者により捉え方は様々です。

以下のような説がありますのでちょっと列挙します。

①ヨーグルトをいくら食べても腸活の効果はさほど期待できない                        ②腸まで生きたまま届くことはないがその成分が有効に働く                          ③酸や酸素に強いビフィズス菌を含んだヨーグルトは腸まで届く                        ④ビフィドバクテリウム属の種別でヨーグルトの種類は分かれているがどれも同じ効果              ⑤ビフィドバクテリウム属の種別でその効果効能は違う

ビフィズス菌に対して①~⑤で信頼度が薄い順に並んでいますが、 私は②③⑤が正しいのではと思います。

ヨーグルトメーカーにこれらについては、今後お話しを伺いたいと思っているのですが、生きたまま腸まで届くと言うのは、その割合がどのくらいかは別にして、一定数は届いているのではと思います。

逆に②についてはその化学的根拠はありますので、正しいと見ていいかと思います。

④と⑤については一番難しいところですが、ヨーグルトを食べる側としては、多種類のヨーグルトを出来れば日替わりで食べるのがいいのかなと思っています。

ちなみに私は、ビフィズス菌に関しては、その種別を踏まえた上でいくつかのものを購入して、日替わりで食すようにしています。具体的には、各メーカーのヨーグルトとビフィドバクテリウム属の種別に、後日お伝え出来ればと思っています。

私自身の腸内細菌叢としては、ビフィズス菌については、0.3%ほどで腸内にはほとんど棲みついていないと言うこともあり、務めてビフィズス菌を含んだヨーグルトは摂取しています。やはり乳酸菌、ビフィズス菌は菌の代謝リレーにおいても酪酸菌につなぐために重要な役割を占めていますからね。

食物繊維⇒糖化菌⇒乳酸菌・ビフィズス菌⇒酪酸菌⇒短鎖脂肪酸へとつなぐ意味で、全体のバランスは非常に重要です。

明日はもう少し具体的に種別にビフィズス菌を見て行こうと思います。

                              

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