ヨーグルトメーカーが謳う食べた時の‟効果効能”は本当に正しいのか?

ここ数日、「食から腸内細菌叢を考える!」と言うテーマで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌を色々な角度から見てきました。今日からは、少し整理してまとめていきたいと思います。

多くの方が、腸活のためにヨーグルトを食べておられます。その腸活の目的はと言えば、美容、健康、ダイエット、便秘対策、もっと言えば、ストレス解消や睡眠不足解消というところまで及ぶかも知れません。

医学的には免疫力アップなどとなりますが、そこまで考えて腸活を行っている方は少ないのかも知れないですが。

そして、ご自分でヨーグルトを種菌から発酵させて作っておられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、多くの方は市販のヨーグルトに頼っておられるのではないでしょうか?

昔と違いヨーグルトの種類は、相当数に上り(現実にはスーパーの品ぞろえの範囲ですので選ぶ範囲は限られる)ますし、各メーカーがどのような種菌を使っているのかを明示し、その効果効能を謳っているものも多いです。

そういう意味では、より深くヨーグルトを知り、自分に合ったものかどうか、自分に必要なものかどうかを判断出来る、そんな状況が出来つつあります。

ただ残念なことに消費者は種菌のことまで詳しくはありませんし、ご自分の腸内細菌叢をご存じの方はごく稀です。

私的にはプロバイオティクスとなりうるヨーグルトの種菌のことを、より詳しく知っていただき、ご自分の腸内細菌叢のことも頭に入れながら腸活を行っていただきたく思いますが、コスト的なこともあり多くの方が実行出来ていないのが現状です。

話しを市販のヨーグルトに絞ってみると、摂取した時の効果効能をうたうことはメーカーの営業戦略が背景にありますので、誰もがその効果効能を得られるかどうかは私は疑問だと思います。

なぜなら現実問題として、個人差つまり腸内細菌叢が人により違うからです。

昨日のコラムでいうと、例えば、ビフィドバクテリウムのどの種株でも、腸内に入ればその働きは変わらないと言う研究者もいらっしゃいます。

この見解が正しいかどうかはここでは探求しませんが、人により腸内細菌叢が違うという段階で、万人受けするヨーグルトはないと言うのが正しいのかなと思います。

では、どのような基準でヨーグルトを選べば良いのか?ということになりますね。

明日、このあたりを突っ込んでいきたいと思います。

ちんみに今日の画像は、ヨーグルトにフルーツを添えたものです。イラストなのですが、とても美味しそうに描けていましたので載せてみました!

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