レモン水を飲むことで腸内細菌のRoseburia(ロゼブリア菌)が増えて、水分補給も出来、一石二鳥ってことよね!

先日から、体に取って必要なものを食から探っていますが、昨日のコラムで『水』が人体にとっては命をも脅かす存在であることを述べました。

尿や汗からどんどんと水分は排出されているわけですから、少なくともそれに見合った水分補給は必要です。そして夜寝ている間に300㎖ほどの水分が汗として排出されているため、朝起きたらそれ相応の水分補給が必要であると言うことでした。

私の場合は、画像にもありますが、レモンを半分に切って、その半分を贅沢にコップ1杯の水に絞って飲むようにしています。

夏場の暑い季節ならゴクゴク飲めますが、冬の時期は一気に多くは飲めませんので、300㎖には満たないコップ1杯を温めて飲むようにしています。

ではこのレモンの効果とは?と言うことになりますね!

レモンと言えばビタミンCと言うことになりますが、もちろんその効果もあります。加えて、レモンにはクエン酸が豊富なので体をアルカリ性に変えてくれるのです。

以前にもコラムでご紹介したと思いますが、人体は弱アルカリ性に保つのがいいのです。

また、ヘスペリジンやナリンギンと呼ばれるポリフェノールもたくさん含んでいるため、これらが腸内細菌の‟Roseburia(ロゼブリア菌)”を増やし、短鎖脂肪酸である酢酸を増加させるのです。

酢酸は食欲を抑制する神経を刺激することにより、食事量をコントロールする働きがあります。

他にも血糖値上昇を抑えたり抗菌抗ウィルス効果や胃腸症状の改善やリーキーガットの改善という効果も期待できます。まさにこれらは、短鎖脂肪酸の効果そのものですね!

短鎖脂肪酸を生み出す、RoseburiaやFaecalibacteriumは、食物から摂することは難しいのですが、まさにレモンを摂取することでRoseburiaを増やすことが出来るなら、毎朝レモンをたっぷり摂ることは水分補給とともに一石二鳥というところでしょうか。

ちなみに、今回のクエン酸については、石黒成治先生の「Dr Ishiguroの腸活超百科」から一部引用させていただきました。

ところで、ここまでで、少し疑問に思うところはございませんか?

レモンは酸っぱい食べ物で、どちらかと言うと酸性というイメージですが、どうしてアルカリ性になるのか?です。

明日、このことを解明したいと思います。

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