中医学でみた‟くるみ”(胡桃肉)の効能は、慢性炎症を防ぐことに通じているのか?

今日の画像はお酒のおつまみで良く出されるナッツ類です。アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、そして今日のテーマになっております、‟くるみ”もしっかりと含まれております。

昨日のコラムでくるみが慢性炎症を防ぎ、抗炎症作用のある食材としてご紹介しましたが、今日はくるみ(胡桃肉)を中医学(東洋医学)の観点から見ていきたいと思います。

中医学では胡桃肉(ことうにく)と表記しますが、五気六味で言うと、温性もしくは熱性で甘味、体を温める食薬になります。

帰経は腎、肺、大腸に入り、効能としては補腎温肺、潤腸通便とされ、肺を温め腎を補い、腸を潤し便通を良くするということになります。

腎陽虚の時の腰膝の疼痛、眩暈、頻尿に効くとされますが、腎陽虚ですので、腎の冷えによる不調による症状に効果を発揮すると言うことですね。

腎は中医学では生命の源と言われるくらい重要な臓器ですので、体を温め腎を補い、潤すことで様々な不調を克服すると考えられています。

慢性炎症を防ぐことにつながっているかどうかですが、帰経が腎、肺、大腸と言うことですから、広い意味でこの3つの臓器をケアすれば炎症を防ぐことになるようにも思えます。

いずれにしても、昔から中国ではくるみは長寿の源とされ、重宝されてきました。

生命の源とされる腎をケアすることで、長寿の源となると見ると納得がいくようにも思えます。

再び画像に戻りますが、私はこのナッツ類を定期的に摂取しています。アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツそしてくるみなどが入った、ミックスナッツの小袋を買っておやつにいただいています。

塩分が多く振られているものは美味しいのですが、塩分過多になりそうですので、出来るだけ塩分の少ないものを選んでいます。

冬は腎の季節でもありますので、くるみを含むナッツ類はお勧めです!

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