中国の貴陽では健康長寿につながる大豆製品を日常的に摂取しています!

今日のコラムも昨日の続きになります。家森幸男先生の著書から、先生が中国で長寿・短命地域を調査された内容をピックアップしてお伝えします。
昨日は、長寿地域・広州と短命地域・ラサを対比してその状況をお伝えしました。
今日は、長寿地域・貴陽のお話しです。この貴陽は、長寿・短命につながる4つの食品のうち、大豆が関わって参ります。
貴陽のある貴洲省は中国の南西部、雲貴高原に位置しており、プイ族やミャオ族と言った少数民族が全省の3分の1を占める地域になります。
この地域で特徴的だったのは、主食が大豆とトウモロコシだと言うことです。大豆はトウモロコシよりも収穫時期が早く、大豆を収穫してから、その葉や茎を土に戻し、トウモロコシの肥料にすると言うわけです。
現地のマーケットには色とりどりの大豆とともに、屋台には豆腐製品が取り揃えてあったそうです。
また、納豆もあり、日本のように藁に包む納豆ではなく、蒸した大豆に干した布をかけておき、その部屋の空気中に漂う納豆菌で発酵させる自然の納豆のようでした。
貴陽の検診結果はやはり食塩摂取量が少なく血圧も低めだったようです。
では、大豆の何が健康長寿に寄与しているのでしょうか?
その大豆に含まれる、誰もが一度は聞いたことがある、抗酸化作用のある成分について見て行こうと思います。
画像は色々な大豆製品です。

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