今年の7大テーマの第5位「すべての人に食物繊維や発酵食材が体にいいわけではない!」

年末までの最後のシリーズで、今年(2024年)私のコラムで‟これ!”というテーマをピックアップしてランキングしています。

今日は3日目で第5位となります。テーマは、「すべての人に食物繊維や発酵食材が体にいいわけではない!」です。

このテーマに関しては、以前より疑問に思っていたことが、やはりそうだったのか!とこの1年で気づくことになったテーマでもあります。腸内細菌の権威であった藤田絋一郎先生との出会いは、私が水に興味を持ち先生の著書を読むようになった十年以上前に遡ります。

藤田紘一郎先生の著書の中に、ヨーグルトは食べ過ぎると逆効果で、SIBO(小腸内細菌増殖症)になる可能性があり、先生自身もSIBOになった経験があると書かれていました。

どのくらいが食べ過ぎでというと、個人差があり小腸内の腸内細菌の増殖具合にもよりますので、具体的な数値では示せないのですが、日々のお腹の調子をチェックしていく必要があることは間違いありません。

過敏性腸症候群の方など腸に何らかの疾病を抱えておられる方については、8月15日、17日のコラムでも詳しく書いておりますので、ご覧いただければと思います。

また画像にも載せていますが、4つの糖質の頭文字を表したFODMAPに気を付けるべき!というコラムも8月22日からのコラムで詳しく書いておりますので、ご覧くださればと思います。

私たちの腸内細菌検査を受けていただいた方の中にも、過敏性腸症候群の方はいらっしゃいます。その方も今はFODMAPに気をつけ、ヨーグルトなどの発酵食材を控えておられます。再度腸内細菌検査を行って様子を見ながら、食をピックアップしていくことになります。

食物繊維もそうですが、一人あたりの摂取量を示されているケースが多々ありますが、必ずしも自分自身に適切かどうかは都度判断すべきだと思います。

栄養学も分子栄養学や精密栄養学と言われるような、オーダーメイドな栄養摂取が求められている時代です。

いま何を食べるべきか?は、自分自身が栄養素として摂りこむ消化酵素の能力や腸内細菌の状態で決まってきます。

今日あげたテーマ「すべての人に食物繊維や発酵食材が体にいいわけではない!」は、私の中では第5位にランキングするほど衝撃のテーマでありました。

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