‟体にとって必要な食材”を探求しています!~海藻編~
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昨日まで数日はイベント関連情報のコラムでしたが、今日からまた‟体にとって必要なものとは何か?”を食から探求するシリーズに戻ります。
キノコ類に関しては、いくつかのキノコをピックアップしてその成分や効能などを見てきましたが、今日からは「海藻」について深堀していきたいと思います。
海藻と一言で言いますが、その種類は豊富で、例えば、わかめや昆布、ひじきは‟褐藻”、のりは‟紅藻”、アオサは‟緑藻”と分けられ、それぞれ含有成分は異なります。
もともと海藻中には陸上の植物とは異なる成分が含まれますが、食品成分としては炭水化物の含有率が高く、40~70%含まれ、その多くが食物繊維です。
そもそも海藻は、陸上植物のような種子植物ではなく、根、茎、葉の区別がございません。画像は海藻をイメージしてイラスト化したものですが、右下のイラストは根と茎と葉が見られるので、海中に棲息するもので‟海草”と呼ばれ、海藻とは区別されています。
海藻は、昔から日本人の食卓にのぼることが多く、腸内の腸内細菌も海藻の食物繊維をしっかり代謝する腸内マイクロバイオームが形成されていると言われています。それに対し欧米人は、小腸で消化できない海藻の食物繊維を代謝する腸内細菌がいないため、食べても効果が薄いとも言われます。
明日からのコラムでは、具体的な海藻の有効成分や効能についてだけでなく、中医学(東洋医学)から見た海藻についても見て行きたいと思います。
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