免疫チェックポイント阻害剤で副作用を出さずに効果を得るための、麴菌が生み出すインターロイキンとの関連性について

免疫チェックポイント阻害剤が効く人の多くが、副作用を併発し、時には重篤化することもあると言うデータが出ていることは認識されているところです。
昨日までのコラムで触れてきましたが、私の母が肝細胞癌を患い、免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)を併用して、5回目の投与を一昨日行いましたが、腫瘍マーカーは正常値近くまで低下、造影剤CTは当初の腫瘍の大きさと比べ5%くらいまで縮小しておりました。
ただ、これと言った副作用が見られず、その要因と考えられるものが3つあると昨日お伝えしておりました。
1つ目の麴菌飲料ですが、これは以前のコラムでもご紹介した「麹の華」という、白麴菌を使った麹菌の清涼飲料水になります。
麹菌と言えば、ニホンコウジカビの黄麴菌が思い浮かびますが、今回のは焼酎の元となる白麴菌を使った飲料です。
黄麴菌の研究結果では、八海醸造さんが作る麴甘酒の麹菌をマウスの樹状細胞に加えたところ、免疫系において重要な役割を果たすサイトカインであるインターロイキン10(IL-10)とインターロイキン12(IL-12)を産出したと、八海醸造さんが研究結果を公にされています。
簡単に言うと、IL-10は免疫システムのブレーキ役として働き、IL-12は免疫細胞であるT細胞を活性化するサイトカインとして認識されています。
では、免疫チェックポイント阻害剤の副作用との関連で見ると、IL-10の自己免疫疾患を抑制することで、免疫療法をアシストしているのではないか?また、IL-12はT細胞を活性化し、逆に免疫力を上げ免疫チェックポイント阻害剤の効果をアシストしているのではないか?そのようにも考えられるのではと思います。
人の免疫機能は未だ化学では解明できない領域(神の領域?!)が多々あると思うのですが、化学的根拠は別にして、麴菌が何らかの効果効能を産み出していることは、間違いないように思えます。
そして、今回もう一つチェックしたいポイントは、麴菌が生きたまま腸まで届いているのではと言う点です。
例えば、酒粕の米麹に含まれる麴菌は、冷凍した段階、熱を加えた段階で、死菌になっている可能性が高いです。死菌でもその成分が有効に働いているので、問題ない場合もありますが、今回に至っては、「麹の華」がアルミの容器に密封されていて、開栓してすぐに飲用することでそのまま腸まで届いていると思われます。
この生きた菌か死菌かは、議論の分かれるところですが、肛門から腸内細菌を便移植する場合は、生きた菌を入れますので、生きたまま腸まで届くのがベストだと思います。
副作用が出ないのはなぜか?①の麴菌飲料はかなり有効に働いていると感じています。
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