口腔細菌叢や腸内細菌叢の細菌たちを変えていくには、どうすればいいのかを考えてみる?!

昨日までのコラムで口腔細菌について取り上げましたが、昨日の‟親密なキス!”で口腔細菌が類似していくことには、正直衝撃を受けました。
もちろん、細菌ですので棲みつく場所を移動していくのは想像できることなのですが、口腔細菌叢が同じように形成されていくと言うのは驚きでしかありません。
では、腸内細菌についてはどうなのか?と言うことになりますね!
腸内細菌叢を変えると言う意味では、実際に行われているのが、糞便移植により丸ごと腸内細菌叢を健康な人のものに切り替えると言う方法です。
いったん、抗生物質などで現在の腸内細菌を死滅させ、新たな腸内細菌を植え付けるのですが、欧米ではすでに糞便移植だけでなく、サプリメントによる入れ替えも実用化されていると、過去のコラムでもお伝えしました。
日本では試験的に運用するためにサンプルを検査し、人に譲れるような健康な腸内細菌叢であれば、買取もしてくれると言うことも、過去のコラムでご紹介しました。
強制的に腸内細菌叢を入れ替えるのではなく、食から徐々に腸内細菌叢を変化させていくにはどうしたらいいのか?
ここが今後真剣に考えて行きたいところです。
このあたりを中心に明日から詳しく見ていきたいと思います。
過去のコラムでは、そのヒントになる投稿もたくさんして参りましたが、それらをちょっとまとめて行きたいなと思います!
今日の画像はなんとなく健康な腸内細菌がいる腸内を表したものです。
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