必須脂肪酸であるオメガ脂肪酸は、3・6・9をどのような割合で摂取すべきか?!

昨日の続きのコラムになりますが、いいことずくめのオメガ3脂肪酸ですが、血液がサラサラになるからと過剰摂取すれば、血が固まりにくくなり逆に鼻血が止まらない!?ってことにもなりかねません。

画像にもありますが、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸をバランスよく摂取し、オメガ9脂肪酸がほどよく生成されるのが理想とされています。

いずれのオメガ脂肪酸も人体には欠かす事の出来ない必須脂肪酸です。

ただバランスと言うことですが、オメガ3脂肪酸の1日の摂取量は1.6~2.2gとされ、オメガ6脂肪酸の8~11gに対して、1:4ないしは1:5くらいのバランスが良いとされています。

オメガ9脂肪酸については、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸と違い、体内で作れる脂肪酸で、特に1日の目安は設定されていません。

ただそうは言われても、1日のオメガ脂肪酸の摂取量を調整するなど不可能に近いですね。

よって、食生活においてどうしてもオメガ6脂肪酸の摂取過剰が起きてしまいますので、例えば、サラダ油をオリーブオイルに変えることで、オメガ6脂肪酸を抑えてオメガ9脂肪酸を産み出していくと言うのが良いようです。

そして、オメガ3脂肪酸を意識して摂取するようにすれば、結果バランスが取れると判断すると良いかと思います。特に魚由来のEPAやDHAは努めて摂取したいものです。

慢性炎症を防ぐ、抗炎症作用のある食材ということで、オメガ3脂肪酸を含む食材を取りあげていきますが、その前にざっと脂肪酸をおさらいする意味で、不飽和脂肪酸、飽和脂肪酸からまとめてみたいと思います。

以前のコラムで、炭素の2重結合のあるなしで、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の違いがあり、その二重結合の位置で、3・6・9の違いが生まれるとお話ししていましたが、明日はそのあたりを深堀します。

オメガ3脂肪酸についての深堀は、明後日以降の回にしたいと思います。

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