慢性炎症を防ぐため、抗炎症作用のある食材に含まれる3つの栄養素とは?

今日からは慢性炎症を防ぐために、何を食べればいいのか?をテーマにして、食から慢性炎症を考えてみたいと思います。

となると、抗炎症作用のある食材を食べることになりますが、大きく3つの栄養素としてのキーワードが上げられます。

1つ目が抗酸化成分です。人の体は弱アルカリ性に保つのが良いとされています。酸化すると言うことはサビが出ていると言うことですから、体にとっていいものではありません。ただ、腸の表面は弱酸性にしないといけません。様々な細菌に対抗するために酸性化しておく必要があるからです。

抗酸化成分を持つ食物は、例えば、ファイトケミカルと呼ばれる植物に含まれる化学物質などが上げられます。植物は紫外線の害から身を守るために色素やアクなどの成分を作り出しています。そういった成分が人にとっても有効に働くことになります。

植物の中でも外側の皮や葉などに抗酸化成分が多く含まれていると言われます。よって、出来るだけ皮ごと食べるなど無駄なく活用することが良いとされます。特に薬膳では、食材を丸ごと食すことを推奨しているのはそのためです。

2つ目が、ミネラルになります。ミネラルは体の健康維持に欠かせない栄養素で、必須ミネラルとしては16種類が上げられています。

そして3つ目が、必須脂肪酸になります。この必須脂肪酸は体内では合成できない脂肪酸です。よって食べ物から摂取しなければいけません。多価不飽和脂肪酸のリノール酸とαリノレン酸の2つが必須脂肪酸として上げられています。

こうして見て行くと、抗炎症作用のある食材は、わりと整理しやすいように思います。

明日から具体的な食材をピックアップして、出来れば中医学(東洋医学)に基づく薬膳の視点でも、相違がないか検証しながらご紹介したいと思います。

画像は体内で炎症を起こしている様子を描いたイラストですが、これではよくわかりませんね?!(笑)

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