抗炎症作用があり、慢性炎症を防ぐ、オメガ3脂肪酸とは?

今日のコラムは数日ぶりに、慢性炎症を防ぐ、抗炎症作用のある食材に戻ります。

これまで、ザクロとにんにくを取り上げました。この2つはピンポイントでしたが、今日はオメガ3脂肪酸を含む食材になります。

オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種ですが、画像にもイラストで示した通り、代表的な種類を上げると、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてALA(α-リノレン酸)となります。

いずれも血液中の脂質バランスや炎症をコントロールする働きを持ち、健康維持に欠かせない栄養素です。

画像をご覧になると一目瞭然なのですが、EPA、DHAは魚由来、ALAは植物由来のオメガ3脂肪酸になります。

オメガ3脂肪酸は全身の炎症を抑え、まさに慢性炎症を防ぐ栄養素になります。

具体的な効能としては、EPAは血液をサラサラにして動脈硬化を抑えます。

DHAは脳の神経細胞の膜に多く含まれ、認知症予防にも効果を発揮します。昨日までコラムでお伝えした、MCI(軽度認知障害)にも効果的だと言うことです。

そしてオメガ3脂肪酸としては、炎症性サイトカインの過剰分泌を抑える働きがあり、炎症性疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症、関節リウマチなど)を抑えます。

また、美肌効果やメンタルケアにも有効とも言われます。

いいことずくめのオメガ3脂肪酸ですが、明日はもう少し深堀していこうと思います。

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