抗炎症作用のためには、ブロッコリーを摂取すべきか? ブロッコリースプラウトを摂取すべきか?

慢性炎症を防ぐ抗炎症作用のある食材を取り上げていますが、今日は昨日の青梗菜に続く緑黄色野菜のブロッコリーです。
ブロッコリーは栄養分豊富な野菜と言われますが、ビタミンCやビタミンB群がバランス良く含まれているのに加え、カロリーは低く、低糖質、低脂質、そして野菜の中では高タンパク質量なんですね。
抗炎症作用という視点で見ると、スルフォラファンというファイトケミカルが含まれているため、炎症誘発性のサイトカイン抑制し炎症を抑えています。
またスルフォラファンは強力な抗酸化物質でもあるため、体内の酸化ストレスを減少させ細胞を保護することで炎症を抑えます。
ただ、ブロッコリーはその調理方法によりこれらの栄養素を逃してしまいます。
そもそもビタミンCは水に溶けやすく、茹でることはNGなのです。また高温で熱を加えることもNGなので、低温で蒸す調理法がいいとのこと。
私は、いつもレンジでチン!して、食べています。これが栄養価も保たれ、スルフォラファンもしっかり摂れます。
今日の画像はブロッコリーですが、右上の方にカイワレ大根のようなものが映っていますが、これがブロッコリースプラウト(ブロッコリーの若芽)です。
このブロッコリースプラウトはブロッコリーよりも20倍のスルフォラファンが含まれていると言われます。ただ、この20倍は100g当たりの対比ですので、ブロッコリースプラウトを大量に食べることは難しいため、両方を定期的に摂取する習慣をつけると考える方がいいかもです。
ブロッコリースプラウトは、スーパーで100円程度で売られていますので、サラダに加えて食べたり、ブロッコリーをレンジでチン!して食べたり、両方を食べ飽きないように工夫するのがいいかもです。
明日は、ブロッコリーは中医学ではどう捉えられているのか?どうやらカリフラワーと深い関係があるようですが・・・。

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