日本人は平均寿命は世界一でも、健康寿命が短い原因はどこにあるのか?

健康長寿のために、いったい何が必要なのか?を家森幸男先生が長年研究されてきたデータをもとに、掘り下げていきます。

まず、日本人の「平均寿命」は男女平均で世界1位なのはご存知でしょうか?男性が81.47歳、女性が87.57歳でいずれも80歳を超えています。

これに対し、日常生活が制限されることなく元気で過ごせる「健康寿命」は、男性72.68歳、女性75.38歳と平均寿命よりも10年前後短いのです。

今日の画像にありますがフレイルと呼ばれる、加齢により心身が老い衰えた状態から要介護の状態に陥るのですが、要介護になると健康寿命にカウントされませんので、言い換えるとその年月を10年前後経て人生を全うする方が多いと言うことになります。

ここで言う、要介護の状態は、寝たきりはもちろん認知症の方も含まれてきます。

では、何が日本人の健康寿命を短くしているのか?と言うことになりますね。家森幸男先生はその最大の原因は脳卒中だと言われています。

脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞や脳の細い血管が破れる脳出血、脳の血管にできたコブが破裂するくも膜下出血など、脳の血管に起こる障害の総称で、日本人の死因の4位にあげらている疾患です。

また、脳卒中は認知症全体の2割を占める、脳血管性認知症の原因にもなります。

そして、寝たきりの原因としては、骨粗鬆症により転んで骨折しそのまま寝たきりになると言うパターンで、女性に多いとされています。

これらは、食生活を改善すれば防げると、家森幸男先生はおっしゃっています。

では、そのキーポイントとなる食材は?と言うと、「塩」なのです。

塩分の取り過ぎは良くないとは言うものの、一定量の塩分がないと生きていけないのも確かです。

この塩が脳卒中にどう影響しているのかについては、明日、ラットの実験により科学的に検証されたものを見ていきたいと思います。

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