睡眠に影響を与えるメラトニンの分泌量は15歳がピークで、年齢とともにどんどんと減り続けます!
今日は昨日に続き、メラトニンというホルモンの分泌について見て行きたいと思います。
ちなみに、前回のメラトニンの記述から参考にさせていただいているのは、古谷彰子先生の‟時間栄養学が明らかにした「食べ方」の法則”という著書になります。
今日は画像を見てもわかりますが、メラトニンの分泌量が年齢によってどう変わるか?というものです。
著書によると、赤ちゃんのメラトニンの出方は一定ではなく、これが夜泣きの原因とされています。深い眠りにつけない不安定な状態ということでしょうか。
生後3か月くらいからメラトニンが出始め、3歳以降から一定量が出てぐっすり眠れるようになります。そして、この画像を見ていただくと、15歳をピークに徐々にメラトニンの量は減っていきます。そういえば、15歳前後の頃って、死んだように爆睡出来ていたように思います。深く眠れた記憶がございます。
50歳~60歳くらいになると、15歳のピーク時のメラトニンの量は半減します。そして、その後も徐々に減り続けます。(画像の減少幅は30歳が半減していてちょっと早いようですね?!)
高齢者が早起きなのは、このメラトニンの量に影響を受けているとのこと。確かに年齢とともに朝早く目覚めることが多いように感じます。
そして、1日での昼夜のメラトニンの分泌量の増減に変化がなくなってくるようです。昼間でも、うつうつと眠りにつけるのはそのためでしょうか?
では、このメラトニンの分泌量の減少を少しでも食い止める策はあるのでしょうか?
まずは昼間に太陽の光をしっかり吸収することが良いそうです。そして夜は早めに就寝し照明の光を無暗に浴び続けないこと、それがメラトニンの分泌量を減らさないことにつながるようです。
現在ではメラトニンのサプリメントもあるようですが、大量摂取は副作用も報告されているとのこと。やはり自然に太陽を浴び、早寝早起きが健康にはいいようですね!
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