化学療法の副作用なのか、目の異常を訴えるも、どうやら違ったようなのですが・・・

今日のコラムも昨日の続きになります。
化学療法の副作用ではないかと言うものが少し出てきたのですが、周りが霞んで見える、ぼやける、ちょっと暗いなど、目に関する異常も訴えることが多くなりました。
化学療法室の看護師さんにそのことを伝えると、すぐに眼科の受診予約を入れてくださいました。ちょうど、血液検査の結果が出る1時間弱の合間に、診察を挟んでもらえました。検査と先生の診察が別なので、上手く挟むことが出来たようです。
いくつかの検査をして、診察室に入りました。
診察室でも検査器具を通して、念入りに診てくださいましたが、どうやら眼底に不純物があるようだとのこと、ただこれ以上のことはもっと詳しく調べる必要があり、他の病院を紹介すると言われました。
他の病院となると、大学病院かそれなりの検診器具をそろえた医院と言うことになります。
母は以前に、白内障手術を市民病院で、緑内障手術(右目)を大学病院で行っていました。
たまたま先生がその大学病院だったので、そちらを紹介いただけるかと思いきや、「いや、大学病院はいろいろと煩雑なので(煩雑と言う表現ではなかったですがそういう意味)、他の医院をご紹介します。」とのことでした。
私もその言葉に妙に納得してしまい、先生にお任せして医院のことや予約等の方法も教えていただきました。どうやら昨年独立開業されたその大学病院出身の先生のようでした。
すぐに予約を入れ、運よく当日の午後の本来は一般診療でない時間帯に入れてもらえました。
点滴が終わり、乳がんの先生の久々の診察があり、お昼を済ませて、眼科医院に向かいました。
新しい医院だけあってとても綺麗で、最新の機器が揃えてあるような雰囲気でした。この医院をご紹介いただけたのは、大学病院関係のつながりだけではないなと思いました。
そして簡単な検査を終え、診察があり、再び検査を行い、診察があり、最後にもう一度検査を行いました。最後の診察(結果診断)を含めると3度先生とお話ししたことになります。
結論としては、1つ目が緑内障が悪化して眼圧も上がっているとのことでした。右目の手術をしましたが、そちらも悪化しているとのことでした。
2つ目が、以前の白内障手術の際のレンズがズレていて、いつ剥がれて落ちてもおかしくない状態であるようでした。
そして3つ目が、眼底に不純物があり、それもぼやけて見える原因かも知れないとのことでした。
この不純物はレーザーで取り除けますが、2つ目のレンズが剥がれる心配があり、今は施術できないと言うことでした。
まずは、緑内障の治療に専念しましょうと言うことで、目薬をこれまで使っていたのに加え、2種類のものを両目につけるように言われました。
それで様子を見て、年末に受診した際に、再度検査しますと言うことになりました。
母がいるケアハウスに毎月眼科の先生が診療に来ておられ、毎月受診し薬ももらっていました。ただ、診療室ではなく、ペンライトをかざし肉眼で診察されていたため、3つの悪化には気付かなかったと言うことになります。
2年間もどこを診ておられたのか?と言うのはありますが、今回を機に先生を変えましたので、これからは大丈夫かと思います。
ちなみに、独立開業されたばかりの女医さんでまだお若いですが、上記の通り、とても丁寧に診察され、症状の説明もわかりやすく適切でした。
化学療法の副作用ではなかったようで、少し安心はしました。

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