糖尿病とインスリン、そして腸内細菌も関係しているって・・・?!

昨日は牛と人を比べて、セルロース(食物繊維)の消化吸収代謝について見てきました。

ここまでで、人が栄養素を消化吸収し、腸内細菌が代謝する一連の流れで、人にとって糖というのが良くも悪くも非常に重要な位置を占めているのがわかります。

考えてみれば、セルロース(食物繊維)も多糖類で、分解していけば単糖になるわけで、腸内細菌も糖分を一生懸命摂取して代謝しているということになりますね。

糖は人にとって必要なものであることは、明らかなのですが、摂取し過ぎてもいけません。血糖値が上がり、糖尿病ともなると、放っておくと様々な合併症を起こし、安易に考えていると非常に怖い病気となります。

糖尿病には1型糖尿病と、2型糖尿病があることは、皆さんご存じだと思います。1型糖尿病は、主に自己免疫によって、自分自身でインスリンを産生する膵臓のランゲルハンス島β細菌を破壊してしまい、インスリンの分泌が出来なくなってしまう病気です。

これに対し、2型糖尿病には、2種類あって、インスリンの分泌が少なくなって発症するものと、体がインスリンにあまり反応しなくなって発症するものがあります。ちなみに日本人の90%以上が2型と言われています。

遺伝的に糖尿病になりやすい体質や、食べ過ぎ、運動不足、肥満、、喫煙などの生活習慣が関係していると言われているのですが、どうやらこの糖尿病、腸内細菌も多大に関係しているようなのです。

これは、インスリンの抵抗性を高めたり、低めたりすることに腸内細菌が影響しているというのですが、果たしてどの腸内細菌がインスリンの抵抗性に関与しているのでしょうか?

実際の腸内細菌データとともに明日のコラムで検証できればと思います。

画像は、血糖値を下げる食品です。チョコレートが掲載されていますが、チョコレート成分が70%以上の場合が1つの目安で、それ以下のミルクチョコレートなどは血糖値を上げますので注意が必要です!

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