肝細胞癌の腫瘍マーカーが劇的に改善した要因を探る<Part3>

エコー、造影剤CT検査、造影剤MRI検査、PET検査、そして血液検査を経て、腫瘍の大きさもわかり、肝臓のうち左葉部分全体に癌細胞が散らばっているのが、確認されました。
肝臓の右葉と左葉は6:4、ないしは7:3くらいの大きさで、右葉の方が大きいのですが、幸い右葉には転移しておらず、肝機能は正常に働いていました。
もう少し若ければ(70歳くらいまで)左葉を摘出する選択もありましたが、高齢なため手術不可との診断が下りました。
となると、化学療法による治療しかありませんが、主治医の先生は免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)のダブル処方での治療を勧めてくださいました。
免疫チェックポイント阻害剤については、腸内細菌との関連性など少し知識は持ち合わせていましたし、重篤な副作用がまれにあるとしても、抗がん剤のように、日々体力を奪われ、体調を崩すことは少ないとのことで、その治療を即決いたしました。
高齢なこともあり、抗がん剤治療なら受け入れていなかったと思います。
そして、第1回目の投与日が6月6日と決まり、通院での投与を3週間ごとに続ける予定が示されました。この治療が決まってから、免疫チェックポイント阻害剤や血管新生阻害剤は、癌細胞の働きを止めるお薬で、抗がん剤のように免疫力を上げ癌細胞を攻撃するものではないため、免疫力を自身であげる必要があると考えました。
その結果、私も数か月にわたり摂取していた、麹菌飲料を飲ませることにしました。
ちょうど5月31日の検査が終わり、月が明けた6月ころから飲み始めたかと思います。
最初は酸味が強く独特な味覚でもあり、飲むのをためらっておりました。
アルコール分も100㎖中に0.5%未満ですが含まれており、微量でも肝機能に影響が出ないか心配ではありましたが、麴菌の力を加えれば、菌の代謝リレーもスムーズ行くような気がしました。
実際に私自身が飲んでいて、前立腺に少し不安を覚えていたのですが、何かすっきりしたような気がしてはいました。
悪い結果が出たらやめればいいと、ある意味割り切って飲ませました。その結果、確証があるわけではありませんが、プラスに働いたのではと思えるようになりました。
続きは明日お伝えします。
画像は焼酎をイメージするイラストです。今回の麴飲料は白麴菌が含まれており、白麴菌は焼酎の原料となる麴菌です。余談ですが、焼酎の杜氏には癌患者が少ないと言われているようです。
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