胃酸には最強のBE80株を含むダノンBIOヨーグルトとは?

連日‟生きたまま腸まで届くビフィズス菌”シリーズをお伝えしていますが、今日はラクティス種の最後、BE80株<DN-173>(学術名Bifidobacterium animalis subsp. lactis DN-173 010)についてです。
今日はBE80株を含むヨーグルトからご紹介しましょう。スーパーなどでよく見かけるダノン社のダノンビオはご存じの方も多いのではないでしょうか?
ラクティス種はここまでのコラムでも胃酸に強い種菌としてお伝えしてきましたし、胃酸にめげず多くの菌が生きたまま腸まで届くということなのですが、このBE80株を含むダノンビオは、他のどの製品より胃酸に強く、その効果はダノン社のホームページでは100倍とまで謳われております。
それもそのはず、このBE80株は腸管通過すなわち生きたまま腸まで届くことを主目的に開発されたビフィズス菌なのです。
ただ、ダノン社はBE80株が本来ヨーグルトが発酵する最適温度の43℃ではないことから、製造工程において最適な温度と時間を模索したり、他の乳酸菌4種との組み合わせなどで、胃酸に100倍強いダノンビオを開発したとしています。
商品としては画像のように4つが連なり70ℊ×4個で摂取量は1個あたりだと少なくなりますが、かなりの確率で生きたまま腸まで届くことを考えると、試してみるのもいいかなと思います。
これまで多くのラクティス種のヨーグルトについて見て来ましたが、明日からはまた別の特徴を持つ、ビフィズス菌を深堀していきたいと思います。
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