腫瘍縮小の裏側にあるもの〜腸内環境づくりと免疫力アップの軌跡〜

今日のコラムは昨日の続きになります。明日の造影剤MRI検査で今後の治療方針が決まります。
幸い、ここまで免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)を13回投与し、腫瘍マーカー(AFP)が正常値をキープしているのと、前回のMRI検査で腫瘍が2㎝程度に縮小していることを受け、いったん休薬するかどうかを決めることになります。
化学療法が功を奏したことに間違いはないのですが、一昨年の夏に大腸がん手術をしてから務めて腸活を行ってきたことが、その奏効率に影響を与えたことは、間違いではないのではと思っております。
これは、すべての癌治療に対する免疫チェックポイント阻害剤の奏効率が通常は2割程度なのに対し、腸内環境がいい場合は倍の4割にまで上がると言うことにも裏付けられてはいます。
1年余りの間、腸内細菌を整え、腸活を行ってきた結果が今回の腫瘍縮小にひと役買ったのではと思うのです。
また、化学療法を行うと同時に、麴菌飲料を摂取し、腸活のサポートもしくは、ダイレクトにNK細胞が活性化した可能性もあるのかなと思っております。
これは、この麴菌飲料には白麹菌が使われており、その黒麴菌や白麹菌(白麹菌は黒麴菌が突然変異したもの)を使った焼酎の杜氏さんに癌が少ないと言う実態や、麴菌そのものがインターロイキン10や12のサイトカインを産生することも、免疫機能を高めてきたことにつながったとも言えます。
そして、漢方薬の大建中湯を常に服用し、体を温め、滋養強壮が計ってこられたことも免疫機能を高める要因なのではと考えています。これは、大建中湯に含まれる生薬が、乾姜や山椒と言う体を温める温性の性質をもち、高麗人参が気を補い、滋養強壮に務めた結果によるものとも言えます。
大建中湯とラクトバチルス菌との関係性で、腸管バリアを強める佐藤尚子先生(理化学研究所)の論文もあり、一昨年から毎日定期的に大建中湯を摂取し続けたことも免疫機能を高めているとも言えます。
このようなことも、今回休薬する決断につながっているとも言えます。
もちろん、すべての癌細胞が無くなった保証はありませんが、長期間化学療法を続けることの体の負担は計り知れないですし、やはり免疫療法でもありますので、表だった副作用が出ていないとはいえ怖い部分もあります。いったん休薬して様子を見るのがいいのではと私は考えました。
いずれにしても、明日の検査、そして明後日の診断で決定します。
また、その結果はご報告したいと思います。
ちなみに今日の画像はこのコラムをGeminiに読み込ませて作ってもらったものです。ちょっとまとめずらかったのか、麴菌飲料と生薬が露骨ですね!?(笑)あんまり訂正すると、もっとおかしくなるので、今日はこの画像でいきます!?

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