腸活としてヨーグルトを食べる時、考えなければならない体内で起こる2つのことって?!

どのような基準でヨーグルトを選べば良いのか?

誰もがスーパーなど小売店で一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?

嗜好品としてのヨーグルトであれば、値段が予算の範囲内で美味しいものをピックアップする方がほとんどだと思います。

しかし、最近のヨーグルトのラインナップを見てみると、健康、美容、ダイエット、便秘解消、ストレス解消、睡眠不足解消など効果効能を謳っているものも少なくありません。

そして、菌の種類を明記しているものが徐々に増えてきました。

これは腸活を目的にヨーグルトを食べる方が増えてきたと言う証でもあります。

では、ヨーグルトを選ぶためためには何を基準にするか?と言うことですね!

まず、大前提として、ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が含まれております。腸まで届くと謳っているものもかなりの種類で見られます。腸まで届くと言うことは、胃酸による酸の攻撃を退け、酸素のない環境で生きる菌をメーカーが技術開発したものが市販されていると理解して良いかと思います。

その方法は、各メーカーにより様々で企業秘密の領域だと思いますが、仮に酸や酸素で死んだ乳酸菌でも、人の免疫細胞のトータルライクレセプター(TLR)が乳酸菌の構成成分に反応し免疫機能を働かせると言われています。

具体的には乳酸菌はペプチドグリカンや核酸を持っているため、その構成成分がTLR2やTLR9など免疫細胞のセンサーが反応しているのです(詳しくは2025年5月26日のコラムを参照ください)。

それは生きた乳酸菌でももちろん反応しますので、免疫力という意味ではどのヨーグルトでも有効と言うことになります。

では、生きた菌しか利用できないものは?と言うと、まさしく腸内にいる腸内細菌が乳酸菌をいかに利用するかと言うことになります。

菌の代謝リレーでも乳酸菌やビフィズス菌の働きは、糖化菌をエサにして、乳酸菌が乳酸、ビフィズス菌が乳酸や酢酸を作りその乳酸や酢酸を酪酸産生菌が代謝し酪酸すなわち短鎖脂肪酸を作ることで、様々な効果を産み出しています。

この代謝リレーに生きた乳酸菌が必要と言うわけです。

要するに自然免疫を活性化するためと、腸内細菌の代謝リレーで短鎖脂肪酸を生み出すためと、ヨーグルトを食べる目的は大きく2つあると言うことになります。

では、種類別でいうとどうか?と言うところですが、ここは明日お伝えしたいと思います。

今日の画像はフルーツとヨーグルトです。昨日はイラスト、今日は実写です。

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