食と健康を考える上においては、腸内細菌は絶対に外せないものです!

今日のコラムは昨日の続きになります。昨日のコラムの後半部分で、家森幸男先生と三石巌先生に欠けているものは腸内細菌についての認識だと言うお話しをしました。

今日はこのあたりについてもう少し詳しくお話しできたらなと思います。

腸内細菌の話しは、私のコラムでも事あるごとにして参りました。弊社でも腸内細菌検査を事業としてお客様に提案しているほど、食と健康を考える上において腸内細菌には注目しています。

この腸内細菌ですが、人が生まれてくる際に、お母さんの産道を通る瞬間から赤ちゃんの腸内に根付きだします。帝王切開の場合は、「おぎゃぁ」と生まれた瞬間から下界の細菌たちが体内に入り込み、腸内細菌として根付くものも現れます。

これは腸内細菌の存在が全く解明されていない、太古の時代から起こっていたことです。

それが、いつのころからか(調べたらだいたいの年代はわかると思いますが・・)、腸内細菌の存在が明らかになってきました。しかし、その腸内細菌の種類や異なる菌の個々の性質や特徴は、ずっと詳細に解き明かされることなく、数十年前に培養法によって1つ1つの菌が特定されるようになります。

そして、遺伝子分析法により解明されたのをきっかけに、腸内細菌の実態が凄まじいスピードで事細かく明らかになってきました。

ただ、その遺伝子分析による解明もこの10年か20年くらい前に見える化してきたのが実態で、数々の研究の成果が出てきたのは最近のことになります。

よって、家森幸男先生や三石巌先生の時代には、そもそも腸内細菌の存在は明らかになってはいたものの、詳しいことは把握できておらず、まさかここまで人体に影響を及ぼしているなど想像も出来なかったのです。

ここまで腸内細菌が明らかになる経緯を簡単にご説明しましたが、問題は前文の‟まさかここまで”と言うフレーズです。

そうなんです!私自身も腸内細菌の存在を知ってから、‟まさかここまで”腸内細菌が人体に影響を及ぼしているとは思いませんでした。せいぜい、人体のすべての機能(代謝)を100としたら、その10%も影響していないだろうと思っていました。

ところがです、京都大学の化学研究所が発表している、人体のすべての代謝を表した『代謝マップ』を見て愕然といたしました。

体内では様々な代謝が日々行われていますが、人に備わる機能(酵素)を使った代謝が全体の3分の1、腸内細菌が行う代謝が3分の1、そして人と腸内細菌が共同で行う代謝が3分の1だと言うのです。

要するに、腸内細菌が関与する代謝が全体の3分の2を占めていると言うことになります。

3分の2は凄くないですか?

これは事実上、体内を腸内細菌が支配していると言っても過言ではない数字です。だって、企業でも株数の過半数(50%以上)を所有していれば支配権がありますからね。まぁそれはちょっと例えが違うのかもですが・・・!?

となると、優秀な腸内細菌をいかに腸内に常備するかが健康を考える上では欠かせないということになります。

そんな重要な腸内細菌のことを多くの方が放置している、いやその存在すら知らないのが実態なのです。

話しを戻しますが、家森幸男先生や三石巌先生の理論は、もし腸内細菌の存在が今くらいのレベルで明らかになっていたとしたら、確実に変わっているだろうなと思います。

そして現実の問題として、今、最新の分子栄養学を盛んに提唱されている人達でさえ、腸内細菌抜きで栄養学を唱えておられる方が大半なのです。

今後、私のコラムや再び再開を考えている動画配信の中でも、この腸内細菌を含めた食と健康については、最新の情報として発信していきたいと思っています。

もはや、食と健康を考える上においては、分子栄養学の考え方と腸内細菌は絶対に外せないものだからです。

今日の画像は、京都大学化学研究所の代謝マップです。先日からご紹介しているAI(Nano Banana Pro)がピックアップしてきました。赤枠は腸内細菌の代謝(gut microbiome metabolism)を表しています。およそ3分の2を占めているのがわかります。

それにしても、改めてNano Banana Proは超優秀ですね!代謝マップに腸内細菌が代謝している部分を枠で囲むように指示を出せば、しっかり囲んできました!?

いや、正解かどうかって?それは、今回はNano Banana Proを信じたいと思います!と言うか、何となく私の記憶ではこんな感じだったと思います。あと左半分が人の代謝によるもので、真ん中あたりが両者が共同して行う代謝だと思います。

腸内細菌も凄いけど、Nano Banana Proもやっぱり凄いわ!?(笑)

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