食と健康・長寿の関係を長年研究されてきた家森幸男先生が伝えたいこと

今日からは、約40年にわたって、食と健康・長寿の関係を研究されてきた、京都大学名誉教授の家森幸男先生の研究結果を紐解きながら進めて行きたいと思います。

参考資料としては、先生の直近の著書(画像)「80代現役医師夫婦の賢食術」から一部引用してお伝えしていきます。

先生の研究のベースになるものは、世界25か国61の長寿地域や短命地域を訪問した際に、その土地に暮らす人々から摂取した尿や血液を分析した検査結果になります。

見知らぬ土地で見知らぬ人から尿を頂戴し、注射を刺して採血する苦労話も含め、世界最高の健康長寿食とはどういうものかを追求できればと思います。

先生の結論としては、健康寿命は食べ物によって延ばせると言うことでした。そして、先生自身も現在87歳と言う高齢であるにも関わらず、現役で研究を続け、武庫川女子大学にてご活躍されています。

また、奥様もこの著書が出版されたときは81歳(現在は83歳)で開業医としてご活躍されているそうです。

その元気の源と申しますか、長寿の秘訣となる毎日の食事ですが、先生のお昼のお弁当(奥様の手作り)が著書の冒頭で写真で紹介されています。

ざっと見た感じは、肉類がなくたんぱく質は蒸した大豆で、野菜がふんだんに使われている、健康和食というお弁当です。

とはいっても、先生もお付き合いで夜の会席もあるようで、少なくとも1日1食は健康を考えたヘルシーメニューを推奨されています。1日1食変えるだけでも健康長寿につながるとおっしゃってます。

世界各国で実施されたゆるぎないデータに基づく研究結果ですので、どのような食が健康長寿につながるのか、非常に楽しみなところです。

明日から詳しく見て行こうと思います。

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