‟香り松茸、味しめじ”のしめじには、旨味だけでない、こんな効果があったとは!?

今日も‟体にとって必要なものとは何か?”を食から探求するシリーズのキノコ編をお送りします。

今日のきのこは、『しめじ』です。

しめじとは、キシメジ科の笠や軸の部分を食用とするきのこのことを指しますが、スーパーで売られているほとんどのものは「ぶなしめじ(画像)」か「ひらたけ」になります。

【香り松茸、味しめじ】とよく言われますが、このしめじとは、ぶなしめじより笠が大きい「本しめじ」のことを指すようです。

ひらたけは、本しめじの笠が平たくなったものですね。

しめじの有効成分はと言うと、必須アミノ酸の一種、リジンが多く含まれていてたんぱく質の吸収を良くすると言われています。また、エネルギー代謝に必要なビタミンB群やカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富です。加えて、食物繊維、特に不溶性食物繊維も豊富です。

ちなみに、【香り松茸、味しめじ】の旨味成分はグルタミン酸です。最近では品種改良された「白しめじ」も流通しています。

有効成分としてオルニチンも豊富なのですが、オルニチンと言えば ‟しじみ”ですね。2日酔いの朝にはしじみ汁というイメージです。オルニチンが肝臓に残ったアセトアルデヒドの分解を助けてくれるからです。ただ近年の研究では、しめじのオルニチンの含有量はしじみ以上であることが明らかになりました。

2日酔いの朝は、しめじのお味噌汁の方が効果的かも知れませんね!?

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