骨や歯をつくり、エネルギー代謝に重要な働きをする‟リン”というミネラルとは?

人に必要な栄養素を追いかけるシリーズで、ミネラルの途中まで行っておりましたが、腸まで届くビフィズス菌シリーズがいったん終わりましたので、再開したいと思います。

今日は、骨や歯をつくりエネルギー代謝にも必須なミネラル、リンを取り上げます。

リンはカルシウムに次に体内に多く含まれるミネラルです。体重の1%程度だと言われています。体重の1%と言うとピンと来ないかもですが、70㎏の男性なら700gってことですから、非常に多いようにも感じます。

体内のリンの8割が骨や歯の生成に使われているようで、骨の中でカルシウムと結合して骨の硬度を保っています。

また、エネルギー代謝に関わる酵素やエネルギーを蓄えるための高エネルギーリン酸化合物~ATP(アデノシン三リン酸)の構成成分としても重要な役割を担っているようです。

少し難しいのですが、ATPはアデノシンという物質にリン酸が3つ結合したものですが、分解されてリン酸が結合から外れるときにエネルギーを出します。

これだけ見ても、リンがいかに身体に重要な働きをしているかがわかります。

様々な食品に含まれているため、不足することはないようですが、過剰摂取は副甲状腺の機能異常や、腎機能低下の人は、尿からの排出が十分でないためリンの摂取を制限することもあるようです。

食品添加物として使用されることが多く、食品表示に「リン酸塩」「ピロリン酸」「ポリリン酸」「メタリン酸」の表記がある場合は、リンを含む食費添加物です。腎機能障害をお持ちの方は要注意です。

画像はキンメダイの干物です。キンメダイと言えば、北海道で脂ののったキンメダイの塩焼きをいただきましたが、美味しすぎて驚いたことがあります。北海道の魚介類ってどうしてあんなに美味しんだろう!?野菜も美味しいけど!?久しぶりに北海道にグルメしに行きたいです!?(笑)

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