魚介類も食べ方によって長寿でいられるか、短命に終わるかが分かれるってほんと?

今日は魚介類でも長寿につながらないものを取り上げます。

家森幸男先生が面白い調査結果を公表されているので、そちらをご紹介しながら話しを進めます。

カナダの北東部にあるニューファンドランド島のお話しです。世界3大漁場として名高い漁業の盛んな島ですから、魚は日常茶飯事に食べられています。しかし、同じカナダでも東部のケベック州モントリオールで調査した健診結果とは、まったく違う結果が出たと言います。

高血圧がケベック州は男性15%、女性12%なのに、ニューファンドランド島では男性49%、女性43%もいると言うのです。

また、肥満の人、コレステロール値の高い人も同じような割合で、ニューファンドランド島が圧倒的に悪い数値が出ました。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

その原因は魚の食べ方にあります。

ニューファンドランド島は魚が取れすぎるあまり、塩漬けに加工して北米に輸出したり、自らもその塩漬けの魚に衣をつけて揚げ、ポテトフライと一緒に「フィッシュアンドチップス」として食べる習慣があるのです。

「脂と塩」はまさに‟短命コンビ”と言われるように、まさにその食べ方をしているのです。

一方、ケベック州の人は、セントローレンス川で獲れる魚介を毎日のように新鮮なまま食べるのです。尿検査でも塩の摂取量の違いがはっきり見て取れると言います。

同じ魚介類でも、調理方法、食べ方の違いにより、ここまで健康を左右するとは驚きでしかありません。

画像は鮭や鱒の魚卵‟すじこ”です。生で食べる場合もありますが、ほとんどは塩漬けにしています。私もこのすじこは子供のころから大好きで、‟いくら”も同じ鮭や鱒の魚卵ですが、すじこは卵巣膜でつながっているのが特徴です。

このすじこを醤油漬けにして、ご飯とともに食べると最高です!塩漬けのすじこを改めて醤油漬けとは最悪の食べ方ですね。

と、なぜか短命になる食材をご紹介しているようですが、何も知らずに子供のころから食べていたことにも、ちょっと後悔含め反省です。大人になってからは、そんなに食べた記憶がないので救われた感がありますが、いやでも、美味しいのは美味しいです。

でも健康のため今後は控えたいと思います。

明日は魚介類に対してお肉を取り上げます。

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