<抗炎症作用>慢性炎症を予防するザクロ(石榴)とは、どのような果物なのか?

様々な疾病の原因となる体内で起こる慢性炎症ですが、コラムでも再三にわたり取りあげてきました‟癌”においても、その原因は慢性炎症にあるとされています。

慢性炎症になるまえに、体内で起こる炎症を抑え込まないといけません。そのような炎症が起きないように炎症作用への対抗力を強くするために、昨日取り上げた3つの栄養素を務めて摂るようにしたいものです。

今日は、手っ取り早くて摂取しやすく、とても美味しい果物をご紹介します。

すでに画像にありますように、赤い粒がルビーに例えられる「ザクロ(石榴)」です。ザクロは、健康や美容への効果から「女性の果実」とも呼ばれています。

この赤いツブツブを食すわけですが、近くのスーパーであまりザクロはみかけません。季節的なものもあるのでしょうが、原産地がイランですので中東からの輸入品が多いですので、取扱っているお店は限られると思います。

よって、私はザクロジュースを飲用しております。様々なメーカーから販売されていますが、私が飲用しているメーカーはまた後日ご紹介します。

それで、重要なところはここからですが、ザクロの効能についてです。

一番の効能は言うまでもなく抗酸化作用です。ザクロにはポリフェノールの一種で目に良い成分とも言われる、アントシアニンが含まれており、強い抗酸化作用があります。

また、同じくポリフェノールの一種で活性酸素を除去するエラグ酸も含まれています。ザクロがアンチエイジングに有効だと言われる所以は、このエラグ酸にあります。

そして、女性の果実と呼ばれるように、肌トラブルの改善効果もこのエラグ酸が効いているようです。

また、ザクロに含まれるエストロゲンは女性ホルモン同様の働きで、不妊や更年期障害にも効果があると言われています。

さらに悪玉コレステロールの減少作用や、抜け毛や白髪予防にも効果的だと言われます。

このように、ザクロにはポリフェノールが豊富に含まれるため、抗炎症作用により、慢性炎症性疾患(CID)への効果も期待されています。

明日は、中医学(東洋医学)から見た石榴はどのように捉えられているかを見て行きたいと思います。

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