2024年1月1日から丸2年間で、最も読まれたコラムの第3位は?

今日が12月29日で年越しまで後3日となりました。

慌ただしい年の瀬ですが、そんな私も車で地元のスーパーに買い物に行ってきました。いつものスーパーの駐車場はほぼいっぱいで空きスペースを探すのも一苦労。中はごった返しており、レジには何人もの人が列を作っていて、慌ただしい年末気分を味わって帰ってきました。

余談はこれくらいにして、今日から3日間は、2024年1月1日からコラムを書き始めて大晦日でちょうど丸年になりますが、この2年間で一番読んでくださったコラムのベスト3を上げて、今年の終わりにしようかと思っています。

今回の画像は、ランキング第3位にしており、タイトルからはすぐに内容がわからないようになっています。

前回までは2025年のプレビューランキングでしたので、この3日間は2年間の集大成のランキングとなります。

それでは第3位は、2024年9月4日のコラムで「腸に疾病を患ってる方に‟うんち”を売るって!?」でした。

偶然にも2日続けての‟うんち”ネタとは?!この2日だけご覧いただいた読者の方は、この人は‟うんち”が好きだなぁと思われるかもですが、読んでいただくと、いかに‟うんち”が健康に大切なものかが理解いただけるかと思います。

‟うんちを売る”と言うとてもインパクトのある表現ですが、正確にはうんちに付着している腸内細菌を売るが正しいと思います。

腸内細菌叢は人によって違います。有用菌とか善玉菌とか言われる、いい菌の割合が多い人もいれば、有害菌とか悪玉菌などの悪い菌が多い人もいます。以前は善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の割合がいいと言われていました。

この割合は日和見菌がどんどん解明されていく中で微妙に変化してきてはいますが、腸内環境がいい人はこのバランスがとてもいいのです。そして、有用菌や有害菌と一くくりにしていますが、種別にどんな菌が棲みついているかの構成比を測定し、理想的な腸内細菌叢とはどのような構成比であるのかが日夜研究されています。

このうんちを売ると言うのは、理想的な腸内細菌叢を持つ人のうんちを、不健康な人の腸内細菌叢と入れ替えることを意味しています。

具体的には、不健康な人の腸内を抗生物質などで無菌に近い状態にし、理想的な腸内細菌叢を植え付けるのです。

不健康とくくってしまいましたが、潰瘍性大腸炎の方は実際に日本でもこの治療が行われており、成果を上げています。

また、免疫チェックポイント阻害剤を効きやすくするために、このような便移植が行われ、奏効率をアップさせていると言うのも現実に行われています。

これを見ると腸内細菌おそるべし!と言うことになりますが、理想的な腸内細菌叢を持つ人のうんちが売れる時代であることは紛れもない事実なのです。

2年間のプレビューランキング第3位と言うことですが、多くの方がうんちが売れると言うことに驚かれた結果ではないかとも思います。

うんちを買う側ではなくて、売れる側になれるくらい、腸内細菌叢は整えたいものですね!

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