2025年– date –
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体内には3000種類を超える酵素が存在しているのですが・・・
今日からのコラムは、改めて、麹と酵母と酵素について、その違いを含め見て行こうと思います。 この3つの中で生き物は、麹と酵母になります。そして生き物でない酵素は生体内外における化学反応に対して触媒の働きをする分子と言えるのですが、もっと簡単... -
焼酎造りにおける白麴、黒麴、黄麹の違いについて・・・
今日は、麴菌(コウジカビ)のなかでも3種類ある、黄麴、黒麴、白麴の違いについて、河内菌本舗さんのHPから紹介してみたいと思います。河内菌本舗さんの視点ですので、あくまでも焼酎造りからの麴菌です。 なぜ、河内菌本舗さんかと言いますと、白麹は黒... -
麹の呼び名と内容を整理してみました!
今日も昨日に引き続き、麹についてです。麹には様々な呼び名と内容がありますが、少し整理したいと思います。 まずは、コウジカビ(麹菌)を生やした原料による呼び分けです。 画像は、日本酒造りの際の米麹ですが、原料は米ですね。他には麦を原料にした... -
麹、麹菌、種麴・・・の意味の違いとは!?
昨日のコラムで麴菌について触れましたが、今日はもうちょっとわかりやすく麴菌について見て行こうと思います。 昨日、種麴の話しが出て参りましたが、麹や種麹、麹菌、様々な呼び名がありますが、私自身もその違いが最初は良くわかりませんでした。 麴と... -
麴菌は冷凍保存してもその効能は維持されるのでしょうか?
昨日は麹菌飲料の話しをしておりましたが、その元となる種麹は、白麴菌(アスペルギルス・カワチ菌)でした。実用例としては、焼酎に広く使われており、白麴菌は黒麴菌が突然変異して生まれたものだとされています。 そして、日本で麹菌と言えば、日本の国... -
腫瘍マーカーの低下と白血球の数値改善につながった3つの要因とは?
今日のコラムは昨日の続きです。免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)を投与し、腫瘍マーカーの数値が低下したこと、そして白血球の数値(免疫力を表す数値)が総じて改善されたことについてです。 1つ目は、化学療... -
人が元来持つ免疫力と免疫チェックポイント阻害剤との関係性について
今日使用している画像は、私のコラムの中で何度か掲載しているイラストで、免疫細胞を表したものです。 今日は、高齢の母が肝細胞癌に罹患し、免疫チェックポイント阻害剤の1回の投与で、腫瘍マーカーの低下に加え、免疫力を表す血液検査の結果が改善した... -
リンパ球の中のNK細胞の働きについてと、血液検査の結果についても・・・
今日は、リンパ球の中でも自然免疫に属し、単独で体内を循環し高い殺傷能力でウィルスや癌細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)についてになります。 さきほど単独でと言う表現を使いましたが、そういえば先日ご紹介した映画「はたらく細胞」では... -
リンパ球の中のT細胞の働きについて
今日はリンパ球の中でも、免疫チェックポイント阻害剤と深く関わっているT細胞についてです。 以前のコラムでもこのT細胞には触れていますが、T細胞は主にヘルパーT細胞、キラー細胞、そして制御性T細胞の3つに分類されます。 T細胞はリンパ球の60~80%... -
リンパ球の中のB細胞の働きについて
今日も昨日の続きになります。肝細胞癌に対する治療で、6月6日に免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)を投与したところ、腫瘍マーカーの数値が1/3に低下したことに加え、リンパ球も標準値近くまで回復したと、昨日...