37.2兆個の細胞を動かす設計図・DNAから紐解く「分子栄養学」の根幹

今日のコラムは昨日の続きで、分子栄養学を詳しく見て行きます。
昨日の最後で三石巌先生の分子栄養学は遺伝子栄養学であると言うことから、どうやら遺伝子が栄養素の消化吸収代謝に深く関わっているのでは?と想像がつくと思います。
私の頭の中では、遺伝子と聞くと、DNAが思い出し、あの二重のらせん状に連なったイメージ図が思い浮かびます。
正確には、この「二重らせん構造」はA(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)という4種類の塩基で構成され、その並び順(塩基配列)によって、遺伝情報を伝える形になっています。
そして、このDNAは、人の身体の200種類以上、数にして約37.2兆個の細胞の核と呼ばれるところのほぼすべてに存在し、そこには同じDNAが格納されています。
DNAを格納している細胞は、それぞれ集まって、異なる組織を形成しています。骨や血管、筋肉などはもちろん、体内の各臓器もそれぞれが機能することで、生命が維持されているのです。
言い換えると、生命を維持していくには、1つ1つの細胞が正常に機能しなければなりません。
この細胞を正常に機能させるのが、分子レベルの栄養素と言うことになります。
細胞自体もたんぱく質等の分子で出来ていますから、これらの分子が適切な量、適切なバランスで体内に存在してはじめて細胞は正常に機能することができます。
私たちは日々の食事を通して、身体の隅々まで細胞に必要な分子レベルの栄養素を届け、組織の機能を維持し、生命活動を行わなければならない、これが分子栄養学の根幹になります。
明日は、もう少し深く掘り下げて行きます。

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