70歳を超えた高齢者は、食物繊維の摂取に注意しないといけない!

今日の午前中少し待ち時間がありましたので、「70歳から寿命が延びる腸活」という、松生恒夫先生の著書を読んでいました。

松生先生はクリニックのお医者様で、大腸内視鏡検査が5万人という経験豊かな先生です。その先生の実体験がこの著書に織り込まれているのですが、前半部分を読んでいて、私がここまで腸内細菌について考えてきたことと、ほぼ同じだったので安心いたしました。

この著書では、70歳以降の腸活と若い方の腸活に大きな違いがあり、年齢に従って腸活の方法を変えるべきというご意見でした。

例えば、食物繊維を積極的に摂取すべきは若い世代であり、70歳以降になると食物繊維を腸内細菌が代謝できなくなってくるので(代謝する腸内細菌が減少する)、注意が必要ということでした。

確かに70歳以降の高齢者の腸内細菌の代謝能力やそもそもの量が減少すると、食物繊維がエサにならずにただの不要物になるのですが、若い世代でも食物繊維を代謝できる腸内細菌が少ないと、高齢者と同じ環境であることは忘れてはいけないと思います。

この部分は、この著書のタイトルが「70歳から寿命が延びる腸活」ということで、70歳以降の高齢者にターゲットを絞っていますので、誤解がないようにしないといけないところです。

言うまでもなく、腸内細菌検査を行って、自分の腸内細菌の構成比をまずは確認してみる!ことが大切かなと思います。

この著書の内容については、また、改めてコラムでご紹介したいと思います。

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