えぇっ!?間食をした方が、血糖値を抑えられるってほんと?
昨日は急激に短時間で血糖値が上がり、また正常値に戻る、血糖値スパイクについてのお話しでしたが、今日は画像にも表記しました、間食を摂った場合の血糖値の変化についてです。
通常は間食はカロリーの摂り過ぎで肥満の観点からお勧めされないことが多いですね。私もついつい間食をしてしまって、それが日常化すると結果的に体重が増えていることはよくあります。
もちろん、食べる量にもよりますし、何を食べるかにもよります。
結論としては血糖値の観点で言うと、間食をする方が血糖値は抑えられることがわかっています。
例えば、昼食と夕食の間の4時くらいにおやつを食べるとすれば、本来なら絶食時間に脂肪の分解により発生する遊離脂肪酸が出ずに、インスリンが効きやすくなると言われています。
そして、間食によりインスリンの作用を補足するインクレチンと呼ばれる消化管ホルモンが出ることで、夕食時のインスリンの働きを強めるとも言われています。
がっつり間食すれば、そもそもの血糖値が上がることは言うまでもありませんが、クッキーを少し頬張る程度の間食は、血糖値の上昇を抑えるということですね。
出来れば、糖質を抑え食物繊維が豊富に含まれたクッキーなど、‟スマートスナック”と呼ばれる糖分、塩分脂肪分を抑えた、タンパク質や全粒の穀物などの含有量を増やしたものが効果的と言われています。
むやみに間食するのではなく、スマートスナックを私もチャレンジしてみようと思います!
ちなみに、画像ではりんごを間食してますが、りんごは糖質制限中でも摂取しても良いとされています。果糖で糖質は100g中14.3gと高めですが、血糖値に与える影響は小さく、食物繊維やポリフェノールも豊富に含まれているためです。
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