体内時計の1日のリズムは必ずしも24.5時間ではない!?ってどういうこと?

今日は、体内時計の1日のリズムが24.5時間だと言う話しの補足になります。

12月4日のコラムで体の中には3つの体内時計が存在すると言っておりました。1つ目は脳の視交叉上核が司る「主時計」、2つ目が視交叉上核以外の大脳皮質や海馬に存在する「脳時計」、そして3つ目が肝臓、肺、腎臓などに存在する「末梢時計」です。

そもそも、体内時計のメカニズムは、光が網膜に入り、視交叉上核を刺激しメラトニンが作られ、脳内から抹消組織に時計のリセットを指示するというものでした。

よって、画像のように「朝の日光浴」がとても重要になります。

そして、今日の本題になりますが、末梢時計は必ずしも24.5時間の周期で動いているものではないと言うことです。それぞれの臓器によって周期がまちまちなことが実験により証明されています。

例えば、肝臓は23時間だと言うのです。しかし、朝にリセットされて基準がもどり、1日が始まるということのようです。

ちなみに、実際の生きた状態で調べた研究では、臓器間に差は見られなかったということです。

改めて体内時計を毎日正常に働かせるためには、朝のリセット、すなわち、朝起きて日を浴びて光を網膜に伝え、視交叉上核を刺激する!これですね!

今、朝の7時46分です。さきほど、ブラインドを空けてベランダのガラス戸を開けて、朝の日光浴をしました!東向きのベランダなので、ちょうどいいのです。視交叉上核を刺激できたと思います!(笑)

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