海藻の褐藻類に多く含まれるフコイダンの健康効果について!

昨日は海藻類の中の昆布、もずく、めかぶなどの褐藻類に多く含まれるフコイダンについて見てきましたが、今日はその効能について、分子構造の異なるそれぞれ(昆布・もずく・めかぶ)について見て行こうと思います。

まず、昆布由来のフコイダンですが、硫酸基の数が多く、ぬめりが強いのが特徴です。フコイダンは糖類と硫酸基とが結合した分子構造の硫酸化多糖ですが、分子構造上、硫酸基が多いほど抗がん作用が強いと言われています。

次に、もずく由来のフコイダンですが、胃粘膜を守る作用があると言われています。昨日のコラムでも触れましたが、もずくが一番フコイダンの含有率が高い海藻になります。鎮痛剤などの服用で胃が荒れるのを防ぐ目的でもずくを食するのもいいかも知れないですね。

そして、今日の画像はめかぶですが、めかぶ由来のフコイダンについてです。少し難しくなりますが、脾臓リンパ球に対してIgA、IgG、IgMの産生を増加させ、免疫機能を活性化すると言われています。抗体の産生を活性化すると言うことですから、風邪などのウィルスには効果的とも言えます。

このように、フコイダンの健康効果は、想像以上にまだまだ計り知れないものがあるような気さえします。

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