すっぽんを食べてコラーゲンを摂ると、美肌になるってほんと?

今日の画像はいきなりのグロテスクな‟すっぽん”です。すっぽんは食されたことはございますか?

私は何度かすっぽん鍋はいただいたことがございます。お店に行くと‟生き血”から始まり、ゼラチン質がたっぷりのすっぽんの身と、白ネギが入っているごくごくシンプルなお鍋で、最後の締めが雑炊という流れです(他にも出ていたかもですが、あまり記憶にありません)。

すっぽんは高級食材ですので、そのコースでそこそこのお値段は致します。締めの雑炊は最高に美味しいですが・・・。

それで今日の本題は、このすっぽんのゼラチン質に含まれる『コラーゲン』についてです!

コラーゲンを食べると美肌になると良く言われます。確かにコラーゲンを食べた次の日は、素肌がツルツル、スベスベと言われる方もいらっしゃいますね。

そのあたりのことを、見て行こうと思います。

そもそもたんぱく質には、色々な種類がございます。大きく分けると、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質に分けられます。動物性たんぱく質には、酵素やヘモグロビンなどの機能性たんぱく質と、筋肉など体を形成する構造たんぱく質があります。

本題の『コラーゲン』は腱や靱帯などをつくりますので、構造たんぱく質になります。

コラーゲンは体をつくる重要なたんぱく質ですが、動物の全たんぱく質の1/3はコラーゲンと言われています。

そして、たんぱく質であるコラーゲンは分解されると20種類のアミノ酸になります。よって、コラーゲンを含む食材を食べてもアミノ酸に分解されるため、もう一度コラーゲンとして再生する確率は1/3と言うことになります。

すなわち、すっぽんを高いお金を払って食べてもアミノ酸に分解されてしまうため、食べないよりはマシですが効果は限定的とされてきました。

果たしてそうなのでしょうか?

最近の研究では、どうやら『コラーゲンペプチド』なる物質が注目されているようです。

続きは明日お伝えできればと思います。


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