最高に甘い『甘酒』はどうして作ればいいのか?

昨日のコラムでは麹甘酒の効能についてその根拠も交えお伝えしました。そして最後に自家製の甘酒について触れました。
今日は、せっかくですので、私がいつも作っている自家製の甘酒についてご紹介したいと思います。
ちなみにこのレシピはある料理研究家の方が発信されている情報を、私なりにひと手間加えたものになります。
まず使用する器具は、TANIKAのヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」を使用します。ヨーグルティアはその名の通り、ヨーグルトを作るときに一定の温度をキープし、菌が分解発酵させる器具となります。
このヨーグルトで麹甘酒を作っていきます。
使う材料は、米麹(300g)、もち米1.5合、お水3カップ(200㎖×3)、そして炊飯器と、料理用温度計です。
米麹は、スーパーなどで販売されていますが、こだわりのある方は麹屋というのがありますので、そちらで購入されるのもいいかと思います。私もいつも地元の麹屋さんの麹を使っております。
お米はうるち米ではなく、もち米を使います。これは、もち米にはアミロペクチンと言うでんぷんの一種がほぼ100%の割合で構成されているのに対し、うるち米にはアミロペクチンは75%~80%、アミロースが20%~25%含まれているため、甘味が1.25倍違うと言われています。
甘酒の甘味を出すには、もち米を使用するのがベストです。そして、食用のお米と同じようにもち米にもブランドがあります。私は、滋賀産の「滋賀羽二重糯」という品種を使っています。
ちなみにお水もミネラルウォーターを使います。水は硬水軟水など種類は豊富ですが、そこまで違いは出ないのではと思います。発酵させるのにミネラルウォーターは使用しない方が良いとの見解はあるようですが、私はあまり気にしていません。ブランド名でいうと私は「のむシリカ」を使っています。
最高級の素材を使って、『いざ甘酒を作るぞ!』と言うことになりますが、レシピについては、明日のコラムで詳しくお伝えしたいと思います。
画像は米麹です!
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