<免疫チェックポイント阻害剤>5回目の投与で腫瘍マーカーが正常値になりました!

私の母ですが、今年の5月に肝細胞癌が見つかり、肝臓の左葉部分に全面的に広がり大きくなっていた腫瘍ですが、免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)のダブル処方での化学療法の経緯をこれまでに色々な視点からお伝えしてきました。

今日9月19日が6回目の投与でしたが、投与前の血液検査において肝臓の腫瘍マーカーであるα-フェトプロテイン(AFP)の数値(正常値0~10ng/mL)が、7.27ng/mLと正常値の域に入ってきました。

前回、5回目の投与の前日に造影剤CTで腫瘍の大きさが最大の時の5%程度まで縮小していたのですが、その5回目投与の結果、腫瘍マーカーは正常値を示したと言うことになります。

投与前のAFPが24447ng/mLと5桁だったものが、1回の投与で7200ng/mL、2回の投与で481ng/mL、3回の投与で56.4ng/mL、4回の投与は腫瘍マーカー測定なし、そして5回の投与で7.27ng/mLと1桁にまで急降下しました。

ここまで特に副作用なく腫瘍マーカーが下がる(癌細胞が消える)要因は以前のコラムで検証してきました。もし良ければ遡ってご覧ください。

本人は体調もすこぶる良く、食欲もあり、やはり腫瘍があった時とは違うようです。

ちなみに、肝臓のもう一つの腫瘍マーカー、PIVKA2-CLEIAに関しては、投与前は481mAU/㎖でしたが、1回目の投与で(正常値~40mAU/㎖)正常値22mAU/㎖まで低下、2回目投与で17mAU/㎖と下げ、4回投与も同じく17mAU/㎖と変わらず正常値を示していました。

今回、腫瘍マーカー(AFP)が正常値に戻ったことを受け、合わせて血液検査や白血球の状態なども明日考察したいと思います。

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