<免疫チェックポイント阻害剤>副作用なのか鼻血が出始めました

今日のコラムは昨日の続きになります。
免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)を6月6日から投与し始め、先日11月28日で9回目の投与を終えました。
ここまで肝臓の腫瘍マーカー(AFP)が、初回の投与から劇的に低下してきたことは、これまでのコラムで順次ご報告してきた通りです。
目立った副作用もなく順調に来てはいましたが、ここにきていくつかの気になることが発現しました。
まず、鼻血が出始めたことです。鼻血と言っても、ポタポタ落ちるものではなく、鼻をかんだ時に血が混じる程度ですが、これまでになかった症状ですので気になります。
出血に関しては、前回の尿検査で尿潜血が+2を示しましたが、今回の尿検査では+-で元に戻ってはいます。また紫斑も最近はなくなりました。
逆に血栓を示すD-ダイマーの数値が再び正常値(0~1.0μg/mL)を少し超え、1.6μg/mLを示していることが気になります。
副作用なのか、血圧が高いのも気になりますし、体のかゆみも冬で乾燥しているとは言え、酷くなってきました。
鼻血については、化学療法をされている方は最近鼻血を出す方が強いらしく、酷い方は2分ほど止まらない方もいらしたらしく、病院でも注意しているとのことでした。
もう一つ気になることがありました。最近、目がかすむ、ぼやけて見える、場所を移動し部屋が変わると暗く感じる(暗い部屋ではない)などを訴えることが多くなりました。
これも副作用の一つかと思い、化学療法室の看護師さんに相談したところ、すぐに眼科の予約を入れてくださいました。
眼科を受診したのですが、思わぬ展開になりました。
これについては、詳細は明日書きたいと思います。

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