「ま・ご・わ・や・さ・し・い」を日々の食事に健康長寿のために取り入れましょう!

長寿・短命に影響を及ぼす4つの食品について、家森幸男先生の説を中心にここまでこのコラムでお伝えしてきました。
今日は、これまでのことを振り返りながら、毎食取り入れると良い食材を簡潔にお伝えできればと思います。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」と言う言葉は聞かれたことはございますか?
健康長寿につながる食材を頭文字をつなげて表したものです。
「ま」は豆類です。長寿・短命に影響を及ぼす4つの食品の中にも、代表的な大豆が含まれていました。きな粉やおから、高野豆腐などは、比較的摂取しやすい食品だと思います。
「ご」はごまや、ナッツ類などの種実類ですが、ごまは和え物に、ナッツ類は薬膳でも長寿につながる食材としてあげられています。
「わ」はわかめなど海藻類です。あおさはマグネシウムを多く含む食材として昨日も取り上げました。
「や」は野菜です。生野菜だけでなく、千切り大根などのドライ野菜も効果的です。腸内細菌にも食物繊維として必要な食材になります。
「さ」はさかなで魚介類です。刺身、焼き魚、煮魚はもちろん、かつお節などの乾物も食べやすいですね。
「し」はしいたけで、キノコ類です。菌類は様々な健康効果が期待できます。漢方薬の生薬にもキノコ類を使ったものがたくさんあります。
「い」はいも類です。さつまいも、じゃかいも、里芋など様々ないもがあります。特に菊芋にはイヌリンという成分が含有され腸内細菌を育てるにはもってこいの食材です。
このように、「まごわやさしい」を参考に日々の食事を考えるとバランスよく1日の食事が摂れるかと思います。
明日は、和食が健康にいいとされていますが、その落とし穴と、和食を少しアレンジして健康長寿につなげる食事を探求していきます。

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