野菜を減塩で美味しく食べる秘訣とは!?

今日のコラムは昨日の続きです。野菜を減塩で美味しく食べる秘訣を、家森幸男先生の食事からお伝えできればと思います。

和食中心の食事が健康的な食だと思われがちですが、和食は塩分過多になりやすいところが難点と言えば難点です。

発酵食品である味噌を使ったお味噌汁も麹菌が摂れるのはいいのですが塩分が気になります。またお漬物も私は京都人なので欠かせませんが、こちらも塩分過多になりやすいです。

そしてお魚も塩鮭などは、適度な塩分が添加されている方が美味しいですよね。焼きサバもしかりです。

となると、野菜のカリウムを上手く摂り入れて、塩分の害を少しでも減らしたいものです。

先生は野菜は蒸し野菜にするのがいいとおっしゃっています。ただ塩分がないため物足りなさは感じます。そこで、先生のレシピは、蒸した野菜を暖かいうちに、スライスチーズをまぶし、カレー粉などの香辛料を和えるというものです。

洋風レシピですが、美味しそうではあります。一度私も試してみたいと思います。

そして、お味噌汁の具材を野菜で満たすと言うものです。野菜でお椀が満たされれば、汁も減り一石二鳥です。

そういえば、料理研究家の土井善晴さんのYouTubeで、具沢山のお味噌汁を見て、ここまで具を入れなくてもと思ったことがありましたが、野菜を豊富に加える意味はありそうです。

ただし、野菜に含まれるカリウムは水溶性なため、水の中に出てしましますので、汁はすべて飲み切らないと効果はなくなります。

そういう意味でも、汁は少なめが良さそうですね!

具材ですが、カリウムの含有量が多いのは、わかめなど海藻類でした。わかめのお味噌汁は最適なのですが、わかめはカリウムも多い分、塩分も多いです。そのため、乾燥わかめを水に戻したものだと、比較的塩分量は抑えられます。

ちなみに100g当たりのわかめの塩分量は生のもので1.5g、水で戻した乾燥わかめは0.7gです。やはり乾燥わかめが良さそうです。

野菜が具沢山なお味噌汁、こちらも試してみたいと思います。

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