肝細胞癌の化学療法などを経て、造影剤MRI検査の結果、腫瘍が2㎝ほどに縮小していました!

昨日のコラムで、今年のプレビューランキング第7位についてお知らせしました。

第7位のテーマは2025年6月29日の「1回目の免疫チェックポイント阻害剤の投与で、驚くべき結果が・・・」でしたが、昨日10回目の免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害(アバスチン)の投与を行ってきましたので、血液検査の結果も交えてお伝えできればと思います。

1回目の投与から劇的に腫瘍マーカー(AFP)が下がり、その経緯については順次コラムでお伝えしてきました。

昨日の結果(9回目投与後)の血液検査では、腫瘍マーカー(AFP)は、2.85ng/mL(正常値10以下)で前回の3.08、前々回の4.99よりも下がっていました。

もう一つの腫瘍マーカー(PIVKA2)も、初回投与後から正常値範囲で、8日目投与後の数値が23mAU/mlと、正常値40以下をずっとクリアしています。

実際の腫瘍の大きさを測るため、2日前に造影剤MRI検査を受けました。

結果は腫瘍の大きさが2㎝ほどに縮小し、癌細胞があるのかどうかと言う段階まできました。門脈に侵潤していたものは造影剤CTですでに確認済みですが消えています。

リンパ球の数値が若干低くなってきているのは気になるところですが、その他副作用的なものは、鼻血が少し出やすいくらいで(強く鼻をかむと少し血がにじむ程度)、体調の変化は見られません。

2㎝ほどの腫瘍を手術にて切除する方法もありですが、高齢でもあり、副作用もないことからもう少し様子を見ましょうということで、引き続き化学療法を続けることになりました。

腫瘍マーカーの数値や、造影剤MRIの結果からも、肝細胞癌についてはかなり改善したのがわかりますが、食欲も旺盛で肌艶も良く、元気になってきたことはそばで接していてよくわかります。

昨年の年末は、乳腺がん手術の後遺症で左胸に水が溜まっていて、それを抜いてもらうのにバタバタとしていましたが、今年は穏やかにお正月が迎えられそうです。

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