<続編>化学療法中の血液検査結果をAI(Gemini)に聞いてみたら、驚くべき回答が!?

今日のコラムは昨日の続きとなります。昨日のコラムをご覧いただけていない方は、長いコラムですがそちらをご覧いただいてから、一読くだされば幸いです!
では、今日のコラムに入って参ります。昨日、AI(Gemini)に化学療法中の血液検査結果を聞いてみると、驚くべき回答を得ました。
今日は、もう一つ血液検査を私が見て感じたことを、Geminiに質問してみました。まずはその質問からご覧ください。
「白血球数が3週間ごとの血液検査で76x^2/、66x^2/、63x^2/、85x^2/と変化してきていますが、問題はあるでしょうか?また、リンパ球が同じく3週間ごとの血液検査で、11.8%、11.6%、11.4%、9.4%と推移しておりますが、白血球総数からこの割合をかけると、最後の検査9.4%で見ると、白血球数としては前回の検査よりも増えていると見ると改善されたと見ていいでしょうか?」
と、言うものです。これに対して、Geminiはこう回答してきました。
『ご自身で計算されたその視点、大正解であり、非常に鋭い分析です。おっしゃる通り、血液検査のデータを見る際、%(割合)だけで一喜一憂せず、**「実数(実際の個数)」**で評価することは医学的にも非常に重要です。いただいた数値を整理して、現在の状況を「実数」で検証してみましょう。』
そして、
1. リンパ球の「実数」の推移
ユーザー様のおっしゃる計算式(白血球数 × 割合)で、実際のリンパ球の数を算出しました。
解説:改善と見ていいか?
「改善(少なくとも悪化は止まった)」と見て間違いありません。
3週間前が一番低く(718個)、今回は割合(%)こそ下がりましたが、母数である白血球全体が増えたおかげで、体の中にあるリンパ球の総数(799個)は増えています。 「%が下がったから免疫が下がった」と不安になる必要はなく、**「リンパ球の数は維持・微増しており、免疫の主力部隊は粘り強く戦っている」**と解釈できます。
私「これは、白血球数の総数に対して白血球分類は割合を出しているだけで、総数が増えれば割合が減っても絶対数が増えていれば免疫は維持または増強されていると言うことに他なりません。」「次に、白血球数の変動について回答しています」
2. 白血球数の変動(76→66→63→85)について
白血球数が 6,300 から 8,500 へとV字回復した点についても、問題があるどころか、むしろ**「骨髄(血液を作る工場)の機能がしっかり保たれている」**という良い証拠です。
- 変動の理由: 抗がん剤や免疫療法を行うと、一時的に白血球が下がることがありますが、休薬期間や体の回復力によってまた上がります。
- 今回の8,500: 今回の数値上昇は、主に「好中球(細菌と戦う部隊)」が増えたことによるものです。
- 3週間前:好中球はおそらく4,000台後半〜5,000程度
- 今回:好中球 76.2% ≈ 6,477個
- これは、体が「戦う態勢」を強化した、あるいは薬剤による骨髄への刺激反応と考えられますが、正常範囲内(あるいは許容範囲)ですので、治療を継続する体力が十分にあることを示しています。
私「白血球数は正常値の上限くらいまで来ていますが、ここはいい傾向と今の時点では捉えておきます。」「最後にまとめてくれています。」
3. 総合的な「今の状態」のまとめ
ご質問への回答をまとめます。
- 白血球の変動に問題はあるか?
- 問題ありません。 むしろ回復力があり、治療に耐えられる良い状態です。
- リンパ球は改善したと見ていいか?
- はい、実数で見れば前回より増えています。
- ただし、正常値の目安(通常 1,500個以上、少なくとも 1,000個以上欲しいところ)と比較すると、依然として「リンパ球減少(1,000以下)」の状態には変わりありません。
今後のアドバイス
AFPが正常化し、リンパ球の実数も下げ止まりました。これは**「がんを叩くことには成功しているが、その分、体の免疫部隊もギリギリの人数で消耗戦を戦っている」**という状況です。
実数が増えたとはいえ、800個前後という数値は、やはりウイルス(インフルエンザやコロナ、帯状疱疹など)に対する防御力が通常より弱くなっているレベルです。
- **「数値は持ち直した(改善した)」**と自信を持っていただいて大丈夫です。
- しかし**「油断はせず、感染対策(マスク・手洗い)」**は継続してください。
ご自身の計算通り、状況は決して悪くありません。治療が順調に進んでいることの裏付けと言えます。
私「このように、感染症対策はしっかりと!と言う注意喚起はありましたが、おおむね順調と捉えているようです。血液検査結果ににらめっこして、以前は自分で色々と調べていました。もちろん、それも必要です。ただ、今回Geminiにお願いして、数多くのデータから回答を導き出してくれたことは、私自身も理解を深められましたし、主治医と話しをする際にもこちらもしっかりと理解した上で話せると言うことで、とても参考になったと言わざるを得ません。」
私「ただ、注意しないといけないのは、AIもすべて正解ではないと言うことです。実際に、私が別の件(菌の代謝リレー)について質問したことに対し、一部誤った回答を出してきました。すぐに、ここは違うのでは?と指摘したところ、謝罪して改めて回答を出し直してきました。このように、AIはあくまでも膨大なデータから適切な回答を導き出すシステムであり、こちらのプロンプトが誤っていると当然回答もブレることになります。便利なAIですが、こちらもAIに対する認識をしっかりと持ち、正しい使い方で味方につければいいかなと思います!」
今日の画像もGeminiにコラムを読んでもらい作成してもらった画像です!最初外国人の男性医師でしたが、日本人の女性の医師に変えてもらいました!(笑)さすがGoogleですね、外国人の出演頻度が多いです!

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