ビタミンEで脳を活性化する三石巌先生の理論とは?

今日は数日ぶりに三石巌先生の理論に戻ります。当初は高血圧を抑える栄養素として、たんぱく質や各種ビタミンを取り上げていましたが、続いて脳、すなわち脳細胞に働きかけ、頭の働きを良くすると言う話しをしておりました。
この中で特に知能指数を上げるものとしてビタミンEを今回は取り上げたいと思います。
三石先生は、ビタミンEを生命活動の根本に関わる極めて重要な栄養素として位置づけています。そして、脳においては物理的な環境を改善すると言う視点に立ち、以下の2つの大きな改善を施すものとして上げられています。
1つ目は、以前に私のコラムでもシリーズで取り上げてきました、抗酸化作用です。
脳内の細胞では大量の活性酸素が発生すると言うのは聞かれたことがある方もいらっしゃるかと思います。
脳は人の全体重の約2%の重さしかありませんが、体全体の酸素の約20〜25%を消費しています。それだけ脳は機能を維持するために大量の酸素を必要としているのです。酸素を消費すると同時に体をサビさせる「活性酸素」が発生します。
脳細胞、特に神経細胞の膜は酸化されやすい不飽和脂肪酸でできています。この膜が酸化されると、神経伝達がスムーズにいかなくなり、認知機能が低下するとも言われています。
これを抑えるのがビタミンEで、細胞膜の内部に入り込むことで、酸化を強力に防ぐことになります。
2つ目は、三石先生流に言うなら、ビタミンEは「血管の掃除人」と言う表現を使われています。
まさに、血管壁のコレステロールを取り除き、血液をサラサラにすると言うものです。
三石先生の理論ではビタミンEは、脳細胞を酸化から守り、脳への血流を改善することで、脳が本来持つパフォーマンスを発揮させる、すなわち‟知能指数を上げる”ことにつながっているのです。
数日前のコラム内で、頭のいい人(そう思われている人)は、左脳と右脳の情報伝達が早い人と言う表現を使っていましたが、ビタミンEにより脳細胞が活性化すれば、自ずとそれも納得のいくことだと思います。

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