「ビタ」は生命、「ミン」はアミン。意外と知らないビタミンの語源

昨日のコラムの中で、ビタミンの由来について後日お伝えしますと宣言しましたので、今日のコラムでさらっと触れたいと思います。
由来と言うか、ビタミンがどういう意味を表しているかですが、この「ビタミン」という言葉は、ポーランド人のフンクと言う人が作ったようです。
ビタミンのビタは生命すなわち‟いのち”と言う意味で、アミンというのは、アンモニアの仲間と言う意味です。
アンモニアは、分子記号ではNH₃で、窒素1つと、水素3つが結合したものです。アンモニアの仲間と言うのは、NH₂、NH、N、こういうものを全部アミンと言います。
先ほどのフンクはビタミンB₁を発見しました。これがアミンの仲間だったのでビタミンという名前を付けたと言われています。生命のアミンだと言うわけです。
ところがその後、アミンではないビタミンがあることがわかります。それは、ビタミンAがアミンではなく、アルコールの仲間だと言うことが判明しました。
ここまでが三石巌先生の著書に記されている内容です。
昨日の内容を振り返ってみると、元々ビタミンAはファット・ソリューブルAであってビタミンの呼称ではなかったのですが、後にビタミンBが現れてから、発見がファット・ソリューブルAが早かったので、1番目としてビタミンAと名付けられたとありました。
この命名の過程では、ビタとアミンで生命のアミンという発想が無かったことになりますね。
ただ、私たち人間にとってはビタミンAもビタミンBも生命に直結する大切な栄養素であることは間違いないのですが。

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