癌による「免疫のハイジャック」とは?好中球80%・リンパ球10%が示していた発覚前の「危険信号」

今日のコラムは昨日の続きになるんですが、内容は化学療法投与前と現在の数値を比較することで、血液検査から見えてくるものを確認していきたいと思います。そのたりをGeminiに改めて読んでもらいましたのでお伝えします。
具体的には、2025年4月1日のデータを新たに読み込んでもらいました。まだ、肝臓の癌に気づいていない時の血液検査の記録です。
数値としては、白血球数 8,700、好中球割合 80.2%、リンパ球割合 10.5%でした。
このデータには、進行癌特有の「好中球増多・リンパ球減少」という典型的なパターンが現れてはいるのですが、これはあくまで癌が後に見つかったため、振り返るとそのパターンが出ていたと確認することは出来ますが、この2025年4月1日でそれが読めたかと言われると、このデータだけは予知することは難しいだろうなと思います。
ただ、この段階で触診なりエコーなりで確かめることは出来たのかも知れません。逆に今回のケースがありましたので、今後は気を付けるべきポイントかなとは思います。
より詳細に見てみると、まずは好中球の異常な高さに注目したいと思います。そもそも好中球は細菌と戦う兵隊ですが、癌が進行する際、癌細胞は自らが増殖、血管新生をするために、好中球を呼び寄せる信号(サイトカイン)を出します。すなわち、癌が「自分の味方(血管を作らせる要員)として好中球を大量動員している状態を示唆しています。こうなると、癌の進行スピードは一気に高まります。
次にリンパ球の低さについてですが、数値を見ると癌を攻撃するはずのリンパ球は10%しかいません。これは、好中球が増えすぎたことによる圧迫と、癌細胞による免疫抑制(攻撃させないバリア)が強く働いていたことを意味します。
そして、NLR(好中球/リンパ球比)について見てみると、7.64で非常に高い数値を示しています。これは危険水域と判断でき、体内で強い癌性の炎症が起こっていることの表れと言えます。
化学療法投与前の数値を見ると、癌細胞が急激に増殖しようとして、血液中の栄養や細胞を自分のために利用し始めていた、いわゆる‟免疫のハイジャック”が知らぬうちに行われていたことがわかります。
そして、11回の投与を終えた後のデータからは、その「進行期」の状態から「白血球6,800(正常化)・リンパ球回復」という状態まで持ち直せたことが示されていると思います。
これは単に化学療法が効いただけではなく、腸内細菌の状態や、それを何らかの形でサポートする麴菌や腸内細菌、そして大建中湯などの効果も少なからずあるように思えるのです。
もちろん、強く生きようとする母自身の「生きる力」が、癌による免疫のハイジャックを解除し、本来の身体のバランスを取り戻した結果も加わっていることは言うまでもありません。

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