ビタミンCを摂取すると美肌になれるのか?
昨日までのコラムでは脂溶性ビタミンについて見てきました。ビタミンD、ビタミンK、ビタミンA、そしてビタミンEの4種類です。
今日からは、水溶性ビタミンを見て行こうと思いますが、まずはビタミンと言えばというくらいメジャーなビタミンCですね!これは子供の時から、ビタミンの代名詞と思われるくらいの知名度!?です。
すべてのビタミン自体のイメージがビタミンCというのはありますし、画像のようにレモンのイメージもあります。
これは、ビタミンCを含んだ商品開発の商品イメージから影響を受けているのか、教科書で習ったのかは定かではありませんが、ビタミンCと聞くと、美肌によくスッキリとした酸っぱそうな印象を持ちます。
実際の効能としては、昨日のコラムで書いたビタミンEと上手く連携し、酸化を防ぎ、老化や動脈硬化を予防すると言われています。
悪玉コレステロール(LDL)の酸化も防ぎ心臓血管系の疾患も予防します。
コラーゲンの生成、副腎皮質ホルモンなどの生成をサポート、鉄分の吸収も促進することもわかっています。
また、ビタミンCのイメージで美肌というキーワードを上げましたが、紫外線によるメラニン色素(黒い色素)による‟しみ”の予防にも効果があると言われています。
ビタミンCは、野菜、じゃがいも、果物などに多く含まれていますが、その性質として、水に溶け、光や空気の影響を受けやすく、調理による損失も大きいようです。
例えば、菜の花100gで130㎎のビタミンCが含まれていますが、茹でることにより43㎎に減少してしまいます。
生で皮まで食すのが効果的なようですが、別の意味で生で食すデメリットがある場合もあり、難しいところです。
食べ過ぎはよくありませんが、大量摂取しても吸収率が低下しますので、さほど心配はいらないようです。サプリによる大量摂取には注意が必要かもですが、過剰な分は小便で流れていくと、食品学の先生に聞いたことはあります。
その先生は小便が濃い黄色になるとそのままビタミンCが出ているということと、教えてくださいました。私もビタミンCのサプリは飲用していますが、小便の色は正直チェックしています。
ちなみにビタミンCを摂取する理由は、抗酸化のためです!美肌のためではありません!?(笑)
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