ビタミンB1と言うと、なぜか脚気と玄米を思い出してしまいます!?

先日まで、ビタミンB群を見て参りましたが、個別のビタミンBについて詳しく見て行きたいと思います。

まずは、ナンバリング1番のビタミンB1です。

ビタミンB1と聞くと、すぐに脚気を思い出しますね!画像にもありますが、玄米にはビタミンB1が豊富に含まれております。精白米を主食としていただくことで、戦後、玄米から精白米に入れ替わり、ビタミンB1不足により、脚気になる方が増えたと聞いたことがあります。

脚気とは、多発性神経炎で、末梢神経に障害が起こり、初期は食欲不振や疲労感、進行すると手足のしびれ、むくみ、動悸などの症状が見られます。重症化すると心不全の危険性が増します。

では、そもそものビタミンB1の働きとは何でしょうか?

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、神経機能を正常に保つ働きをしています。糖質の代謝に不可欠なビタミンなのです。

ビタミンそのものの働きが、酵素のサポート、補酵素の役割を担っていることは、以前のコラムで書きましたが、ビタミンB1も糖質が酵素の働きで分解されるときに、補酵素の役割を担います。

また、マラソンランナーの話しを例にした乳酸の代謝にも関わっていることが分かっています。

ビタミンB1を豊富に含む食材としては、さきほどの玄米の他に、豚肉やうなぎが上げられます。

先日もうなぎの話しが出ました。うなぎの話しはビタミンAの時でした。

こう話していると、やっぱり、うなぎ・・・食べたくなってきますね!?(笑)

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