精製塩と天然塩はどう違うのか?ナトリウムさえ摂れればいいってものでもない?!
昨日の夜に東京入りしました。ひとまずホテルにチェックインしてから、八丁堀のいつものワインバーにお邪魔しました。21時ころから23時くらいまで、飲んでましたかね・・・昨日はお店もゆっくりだったので、カウンター越しにオーナーのお嬢さんと、お母さんの女将さんとで、たくさん話すことが出来ました。お嬢さんの妹さん含め、美人親子で切り盛りされているお店です。(なんかグルメ投稿のようになってますが・・・笑)
それで、私のコラムの話しから、昨日のコラムのナトリウムの話題になり、女将さんが先日もらった、「雪塩」という宮古島の海水で作られている天然塩が美味しかった、と話されていました。
前置きが長くなりましたが、今日は市販されている精製塩と天日塩や平釜塩などの天然塩の違いを少し話したいと思います。
ナトリウムは身体にとって必要ですよ!っていう話しは、昨日のコラムでも申し上げましたが、精製塩は塩化ナトリウム99.5%以上のものを言うのですが、その製造方法が、イオン膜を使ったものになります。イオン膜は、ナトリウムなどの陽イオンだけ通すものと、塩化物など陰イオンだけ通すものの2種類がありますが、この膜を交互に並べ海水を通して濃い海水を精製します。
よって、ナトリウム以外のミネラルは除去されてしまうのです。ナトリウムがあればいいのでは?と思いがちですが、昨日のコラムでも話しましたが、人の細胞膜にはその内外でナトリウムとカリウムを適正な濃度に保つ機能があり、そのバランスが非常に大切になります。ナトリウムの濃度が極端に上がると、バランスが崩れることになり、健康に影響がでることにもなりかねません。
反対に、天然塩の場合は、ナトリウム以外のミネラルも除去されずに豊富に含んでいますから、体内に取り入れてもミネラルバランスがいいってことになりますよね。
口に入れると塩辛い味しかしない精製塩と、マイルドな塩辛さの天然塩の違いを味わうだけでも、何となく体が欲しているのは、天然塩だというのがわかります。
もちろん、手間のかかる製法ですから、お値段もそれなりにします。精製塩は大量生産で安価に設定できるように作られた商品です。
用途に合わせて、うまく使っていくのがいいのではと思います。
明日は、ミネラルから、ちょっと離れて、犬の腸内細菌検査のお話しです。ワインバーの美人親子が飼っておられるワンちゃんの話しです・・・お楽しみに!?
*画像は天日塩の粒を写したものです
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