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<陰陽学説>体内時計と陰陽の発現リズムがコサインカーブによってつながった!?
以前に、体内時計の働きには時計遺伝子なるものが存在していることをお話ししました。 この時計遺伝子は現在20個ほど見つかっており、体内時計でいうところの針や電池の役割を担っていると言うのです。 そして、この体内時計の時計遺伝子が発現する一日の... - 中医学
<陰陽学説>陰陽太極図の黒の中の白い点と、白の中の黒い点は何を意味しているのか?
今日の画像は再び陰陽太極図です。この中で気になる点がございます。白い陽の領域に黒い点と黒の陰の領域に白い点です。 これは何を表しているのでしょうか? 陰陽学説は、陰と陽はそれぞれが「対立、依存、消長、転化」の4つの基本原則に基づいていると... - 中医学
<陰陽学説>人の転化は30歳前後で、そこから陰が主導し老化に向かっているとは?!
今日は、陰陽学説の陰と陽の基本的な最後の法則で4つ目の‟転化”です。 この転化は、この言葉ですべてが説明できるのではと思います。 「陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる。」文字通り、陽が極限に達すると陰に変わっていき、反対に陰が極限に達する... - 中医学
<陰陽学説>季節(二十四節気)は常に陰陽の消長の繰り返しと捉えています!
今日も昨日に引き続き、陰陽学説の陰と陽の基本的な法則の3つ目、‟消長”についてです。 陰陽の対立と依存の関係は、静止の状態にとどまらず、常に消長し変動しながらバランスを保っています。 画像の陰陽太極図は二十四節気を、陰陽太極図に当てはめたも... - 中医学
<中医学>陰陽学説では、陰陽双方は互いに依存し助け合わなければ存在しないと言われています!
今日は昨日に引き続き、陰陽学説の陰と陽の基本的な法則の2つ目、‟依存”についてです。 陰と陽はどちらか単独では存在することが出来ません。お互いを自分の存在の拠り所としています。陰がなければ陽は生まれませんし、その反対も同じです。この陰と陽の... - 中医学
そもそも陰陽学説とは何ぞや?!陰と陽の‟対立”とはどういうこと?
昨日から中医学(東洋医学)における陰陽学説について、陰陽太極図が体内時計とつながりがあるのでは?という視点で探求しています。 今日は、そもそも陰陽学説とはなんぞや?というところを詳しく見て行きたいと思います。 陰陽学説は、陰と陽の「対立・... - 中医学
体内時計と陰陽太極図とはつながっているのか?!
時間栄養学の元になる体内時計について、ここまでのコラムで書いて参りました。 体内時計という響きにすぐにインスピレーションしたのが、画像の陰陽太極図でした。この太極図から読み取れる陰と陽についてはとても深い意味を有していますが、日が昇りそし... - 中医学
<時間栄養学>朝からカレーがお勧めな理由とは!?
今日から時間栄養学について触れていこうと思いますが、いくつかの文献を参考に、私なりに中医学(東洋医学)の視点を合わせて見て行きたいと思います。 以前のコラムでも栄養学や腸内細菌を科学的な視点と中医学や漢方の古典的な視点で見てきましたが、今... - 中医学
<腸内細菌>腸内マイクロバイオームと中医学に基づく漢方・薬膳は実は食でつながっていた!
腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)が年齢によってどう変化していくかを、数回にわたってお伝えしていますが、今日は③幼児期から学童期と④成人期について、見てみたいと思います。 幼児期から学童期においては、離乳期よりさらに菌の多様性が増すととも... - 中医学
<便秘治療薬>生薬の「大黄」が持つ配糖体を代謝するビフィズス菌がいるかいないかが、効く効かないを左右している!
便秘治療に用いられる生薬の大黄(画像)についての昨日のコラムの続きになります。 今日は、その成分と腸内細菌との関係性について触れていきたいと思います。 まず、成分としては配糖体のセンノシドが含まれています。配糖体と言えばグリコシドとも言い...